2011年09月23日

一万人の第九2011 レッスン3回目

前回書いたように、経験者クラスはレッスン回数が
6回なので、半分終わったことになりました。
考えてみるとあと3回で終わり。
佐渡さんの特別レッスン、前日の総合リハーサルと、
当日行われるゲネプロを加えても6回。
その内、リハーサル、ゲネプロではオーケストラの
細かい調整やゲストのリハーサルがあるので、
合唱の練習はそんなにたくさん出来ません。
実質、あと4回と思ったほうが良いかもです。

今回の練習は、二重フーガの部分があります。
まずはその前の男声合唱から始まる「ザイト ウムシュルンゲン」
低音から始まり、次第に高音部へと移行して行きます。
「ブリューデル!」と友に呼びかける勇壮なメロディーです。

その後は、音程が怪しい「イール シュテルツト ニーデル」のパート。
最後の「イーベル シュテールネン」のあたりは綺麗であり、
非常に危うい部分です。
以前習っていた清原先生はいつも
「怪しいな。本番でも、この怪しい感じで歌ってね。」と
冗談交じりに言うくらい、音程が怪しくなるところです。

その星の煌めきのような雰囲気を切り裂くように
アルトが歌い始めるのが、二重フーガのパートです。
歌う前にこのパートの構成を説明しようと、有元先生流の解釈で
それぞれのパートがどう組み合わさって行くのかを
面白おかしく説明してくれました。
わかりやすいと言えばわかりやすい。
その説明を思い出したら噴出してしまいそうな困った説明です(笑)
お陰で、バラバラに歌っているようなものが、つながっていて、
ちゃんと役割を果たしているのがわかります。

時間の関係で前半だけやることになりました。
二重フーガは、それぞれのパートで歌詞も違えば、
メロディーも違います。
どこで切るかが問題です。

真ん中でとなると、テノールは大変でした。
ソプラノ、アルト、バスはスパッと切れるところがあるんです。
一息入れるところが。
それに対してテノールは、えらいところに入っているんですね。
よく先生が"佐渡おけさ”と呼ぶパート。

「ハッハ、ハッハ。。。。」と繰り返しているところ。

ハッハ、ハッハと繰り返しているから、何処で音を変えるか
わかりにくいところ。
歌詞があると、その歌詞によって上がったり、下がったりが
わかりやすいんですが、同じ言葉だと難しいんです。
その途中で終わりと言われても、切るところが無い場所です。

なので、テノールは終わりといってもまだ歌っていたり(笑)

最後に時間が少なくなってから、一回フーガの部分を通して
歌うことになりました。

ここで問題発生!
歌詞が出てこない。。。。

一年休んだとは言え、7年もやってきたので覚えているはずの
歌詞が出てこないんです。
当然頭に入っているつもり、メロディーに乗って歌っていると
自然に出てくるとタカをくくっていたのが間違いでした。
予習もしていなかったのが敗因です。

その前のところでも、出てこないところもあったり、
メロディーが曖昧だったり。。。。

いかん! いかん!

こんなことでは、本番を迎えることが出来ない。
ちゃんとしなくてはと肝に銘じたのでした。

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posted by ツボ at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 1万人の第九 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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