建築士の講習と事務所を管理している建築士の講習が
義務化されました。
以前から管理建築士への講習はあったのですが、
受けなくても明確な罰則はなく、次回は受けると言う
書類で処理されていました。
しかし、この改正があってからは、講習の受講が義務化されて
罰則の厳格化が図られるようになりました。
管理建築士でもある僕は、一級建築士の講習と
管理建築士の講習を両方受けなければなりません。
その期限が早い管理建築士の方は、平成23年11月27日までに
受講して合格しないといけないのです。
この講習の最後には、試験があって、それに合格しないと
講習を終了したことにならないのです。
受講の申し込みが3週間前に済ませ、試験の結果が出るのに
約1ヶ月かかるので、実際に合格がわかるまでに約2ヶ月
かかることになります。
万が一、不合格だと再受講しなければならないのですね。
今回の罰則は厳しくて、講習を終了していないと
管理建築士として事務所の登録が取り消され、以後5年間は
管理建築士として登録できなくなるというもの。
期間はかなりあったのですが、先延ばしにしていたら
かなり切迫してきてあわてて申し込んで、講習を受けて
来たのが10月の頭でした。
結果が出るのが11月初め頃だったので、もしも不合格だったら
滑り込みは難しかったと思います。
内容としては、講習の中でポイントを説明していて、
そこをチェックしておけば試験はわかるようになっています。
多少、引っ掛けのような問題もありますが、普通なら大丈夫
だと思う問題でした。
その結果が、週末に届いて無事合格していました。
結果は、30問中30問正解の満点で合格でした。
当然と言えば当然でしょうが、満点と言うのは嬉しいものです。
講習の時には、大ベテランの某有名建築家も一緒に
受けていましたよ。
誰彼関係なく受けなくてはいけないので当たり前ですが、
あの人も最後までほったらかしにして来たのだなと
思わずニヤリと言う感じでした。
さて次は、一級建築士の講習を受けなければいけません。
こちらの方の期限は、来年の平成24年3月31日までです。
今度は、ギリギリでなく、少し余裕を持って講習を
済ませるようにします。
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