2011年12月08日

237歳のジャズ・トリオのライブ

近くのホールでジャズ・ライブがあったので行って来ました。
関西のジャズの大御所3人のトリオです。
ゴールデン・シニア・トリオと言うらしいです(笑)
メンバーは、ビブラフォンが鍋島直昶(85)、ピアノが大塚善章(77)、
ウッドベースが宮本直介(75)の3人。
年齢の合計が237歳ということです。
凄いですね、おじいちゃんジャズメン。

イベントの主催が、社会福祉協議会なので、お客さんも
殆どがおじいちゃんとおばあちゃん達でした。
僕でも、かなり若い人でした(笑)

スタンダード曲から、クラシック、映画音楽と
幅の広い曲目で、初めての人にも馴染みがある感じです。
ジャズを聴くのが初めてという感じの人が多かったです。
ジャズのノリは、おばあちゃん達には難しいかなって
思っていました。
演奏の途中で、拍手をしたり、掛け声をかけたりと、
普段のライブならあることが、なかなか出来なくて。
中に、ジャズが好きそうなおば様がいて、小さく手で
リズムを取っておられました。
誰かが拍手をすれば、何とかみんな拍手はしていました。

司会の人が、2曲ごとに出て来て話をされるんですね。
そこで、途中で拍手をしても良いんですよとアドバイス。
少し気が楽になったのか、それ以後は拍手もそれなりに。
僕は、メインの人達に混じって聴きに行っているので、
目立つのもどうかと思い、大人しくしていて、掛け声は
かけられませんでした。
結局最後まで、誰も掛け声はかけなかったですね。

最後の方になって、司会者がインタビューをしている時に、
キーキーという異音が聞こえてきて、会場の何かが
変な音を出していると思ったら、実はビブラフォンから
その音が出ていたらしいです。
鍋島さんが、油を注して来たら良かったっと、冗談交じりに
言うというハプニングもありました。
その次の曲をやっている間も音がしていましたが、
それ1曲で何とか収まったようでした。
ペダルの関係のところでしょうか?
機構が良くわからないので、何処から鳴っていたのかは
わかりませんでした。

とてもアットホームな良いライブでした。
こんな高齢になってもジャズが出来るって素晴らしいですね。
おじいちゃん、おばあちゃん達も、ジャズを好きになったでしょうか。

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posted by ツボ at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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