ベスト8に進出しました。
これは日本では80年ぶりと言いますが、
当時の状況から考えて、今のベスト8は
凄いことです。
日本人のベスト8進出は、ウインブルドンでの
松岡修造選手以来です。
テニスの四大タイトルの一つの全豪オープン。
ここで、更にベスト4に進出するようになれば、
錦織選手もトッププレーヤーとして認められるでしょう。
ランキングも一気に上がるのではないでしょうか。
今大会では、錦織選手は伊達公子選手との
混合ダブルスにも出場しており、体力的にも
きつい中での活躍ですから、実力は本物です。
混合ダブルスの方は、残念ながら2回戦で
敗退してしまいましたが、パートナーの
伊達選手もこの大会に出場したことで、
またシングルへの手応えも感じたようです。
女子選手の活躍ばかりが目立ってきた
日本テニス会に、ようやく男子選手で
世界的なプレーヤー誕生となった感じです。
僕が昔クラブ活動でテニスをしていた時代は、
日本の男子選手はシングルスもダブルスも
殆ど活躍できていませんでした。
女子では沢松和子選手がアン清村選手と組んで
ウインブルドンで優勝したのが唯一でした。
男子は、殆ど下の方で負けていましたね。
その後、活躍したのが錦織圭選手を指導している
松岡修造選手です。
「エア圭」の愛称で注目されていた錦織選手ですが、
2009年に右肘の疲労骨折をし、手術をして、
そこから復活してきたのです。
僕の時代では、肘は伸ばして固定した感じのスイングで、
今のような巻き込むようなスイングは肘を壊すと
言われていました。
その常識を覆したのが、コナーズであり、ボルグの
登場だったのです。
これからトップスピンドライブが主流になり、
両手打ちのバックハンドも普通になりました。
今のテニスのフォア・ハンドのスイングは、
昔で言えば軟式テニスのスイングに似ています。
あれだけ肘を使って打たないとダメになったんですね。
時代は変わりました。
でも、面白さは変わっていません。
今後の錦織千湯の活躍にも期待がかかります。
今日、ベスト4を賭けて試合があります。
また、錦織選手の躍進の記事が書けることを
願っています。
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