表面に多数のクレーターがある事がわかりました。
これは、超微細な粒子が高速で衝突した時に
出来たものと考えられています。
ただこのスケールが、僕たちの理解をはるかに
超えています。
元々イトカワから持ち帰った微粒子と言うのが、
微粒子と言うだけあってとても小さい。
例えば、その一つを取り上げると0.05ミリの
大きさのものがありました。
全部の微粒子の大きさはわかりません。
今回クレーターが発見された微粒子の大きさも
定かではないです。
そして、その微粒子に出来たクレーターの
大きさが直径100〜200ナノメートル。
ナノは10億分の1らしいです。
100ナノメートルは1000万分の1メートル。
と言う事は、1万分の1ミリと言う事になるでしょうか。
単純な計算ですが、なぜか自信が無いです(笑)
このクレーターが出来たのは、直径10〜20ナノメートル
程度の超微細な粒子が秒速数十キロで衝突して
出来たものと考えられています。
クレーターの周囲が少し盛り上がっている事から
衝突によるものだと推測されているようです。
電子顕微鏡を使うと凄い世界が見れるのだなと
感心しながらも、全く想像の域を超えてしまった
ことなので実感がありません。
でも、画像は見れるので大きさを考えなければ
現実のものとして見れます。
これからも、また凄い事がわかってくるのだろうと
考えるだけでワクワクしてきます。
宇宙の神秘は無限大ですね。


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