2012年03月01日

イトカワの微粒子に衝突跡のクレーターが

はやぶさが持ち帰った小惑星イトカワの微粒子の
表面に多数のクレーターがある事がわかりました。
これは、超微細な粒子が高速で衝突した時に
出来たものと考えられています。

ただこのスケールが、僕たちの理解をはるかに
超えています。
元々イトカワから持ち帰った微粒子と言うのが、
微粒子と言うだけあってとても小さい。
例えば、その一つを取り上げると0.05ミリの
大きさのものがありました。
全部の微粒子の大きさはわかりません。
今回クレーターが発見された微粒子の大きさも
定かではないです。

そして、その微粒子に出来たクレーターの
大きさが直径100〜200ナノメートル。
ナノは10億分の1らしいです。
100ナノメートルは1000万分の1メートル。
と言う事は、1万分の1ミリと言う事になるでしょうか。
単純な計算ですが、なぜか自信が無いです(笑)

このクレーターが出来たのは、直径10〜20ナノメートル
程度の超微細な粒子が秒速数十キロで衝突して
出来たものと考えられています。
クレーターの周囲が少し盛り上がっている事から
衝突によるものだと推測されているようです。

電子顕微鏡を使うと凄い世界が見れるのだなと
感心しながらも、全く想像の域を超えてしまった
ことなので実感がありません。
でも、画像は見れるので大きさを考えなければ
現実のものとして見れます。

これからも、また凄い事がわかってくるのだろうと
考えるだけでワクワクしてきます。
宇宙の神秘は無限大ですね。


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posted by ツボ at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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