本大会への出場を決めました。
4日、アジア最終予選でオーストラリアと対戦し、
引き分け以上で出場が決まると言う試合。
日本は、ホームでは負け無しと言うことで、
その期待は高まっていました。
試合開始直後から日本はオーストラリアを攻め立てて、
何回と無くチャンスを掴むのですが、あと少しというところで
ゴールを入れる事は出来ませんでした。
オーストラリアのキーパーのファインセーブもあり、
試合は優勢ながら時間だけが過ぎて行くと言った感じでした。
前半の34分には、逆にオーストラリアが抜け出して、
GKの川島が判断良く飛び出して、体を張って跳ね返えした。
そのこぼれ玉をまたシュートされたのですが、大きく逸れて
胸を撫で下ろすと言う場面もありました。
両チームとも無得点で前半を終了。
期待は後半へと持ち越されました。
後半に入っても日本は優勢でしたが、得点を挙げる事は
出来ず、このままスコアレスドローになるのかと思ったら、
後半37分に、オーストラリアの上げたクロスがそのまま
ゴールに入ってしまうという不運な先取点を許してしまいました。
こんな終盤に点を入れられてしまうとは。
ゲームの主導権は完全に握っていながらの失点は痛い。
ワールドカップ出場は、次の試合に持ち越しかと思った人も
正直沢山いただろうと思います。
でも日本の選手たちは最後まで諦めなかった。
試合終了間近のロスタイムに、本田選手の蹴ったボールが
ゴールエリア内のオーストラリアの選手の手に当り、
幸運なPKを得たのです。
すぐにボールを手にしてPKを蹴ろうとする本田選手。
これを入れれば同点となり、ワールドカップ出場が決まる。
外せばワールドカップ出場は持ち越しとなるだけでなく、
非難の的ともなりうる。
相当な集中力と精神力が必要となります。
本田選手の表情も、かなり厳しいものでした。
本田選手の蹴ったボールは、ど真ん中。
キーパーが動かなければ止められてしまうコースです。
そこへ堂々と蹴り込んだ本田選手と言うのは凄いの一言です。
ゴールを決めた後、ちょっとほっとしたような表情を見せました。
もう残された時間は殆ど無く、すぐに終了のホイッスル。
この瞬間に、日本のワールドカップ出場が決まりました。
1年後となるブラジルでのワールドカップ。
日本代表は、さらに強くなっている事を願っています。
翌日の本田選手のコメントが、ワールドカップと言う大会の
厳しさを物語っていると思います。
日本も、「チーム」から「個」へと変わって行く時代なのでしょうか。
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