前人未到の5連覇を達成しました。
先日の団体でなんとも納得しがたい結果となって
しまったのを跳ね返すかのような、まったく他を
寄せ付けない優勝でした。
まず最初の得意な床で、難度の高い技を決め、
最後の着地をピタリと決めた。
まさに微動だにしないとはこの事を言うのかと
言うほどに動かない。
この演技で波に乗った内村選手は、
あん馬、吊り輪、跳馬でも着地を決めて
すべて15点台と言う高得点で2位以下との
差を拡げていった。
5種目目となる平行棒で少しぐらついたりしたが、
全体をまとめて、ここでも15点台に乗せていった。
着地は、ほんの少しだけ動いたが、普通で言えば
まったく問題ないくらい。
最後の演技となる鉄棒は、一番最後の演技者で、
他のグループの演技が終わるのを待ってからと言う
まさに内村選手の5連覇を演出するかのような
演技となった。
内村選手の前には、メダル争いをしているウクライナの
ベルニャイエフ選手の演技が終わり、日本の田中選手に
及ばず3番目の結果となったことを見てからとなった。
これによって田中選手のメダルも確定した。
内村選手の優勝は、余程のミスが無い限り確定して
いたので、日本選手が二人メダルを取ることに
なったのを知ってからの演技は最高だっただろう。
まったく危なげなく、予定の技を行い、着地も決めた。
この瞬間に、内村選手の大会5連覇が現実のものとなった。
鉄棒でも少しだけ着地の時に動いた。
内村選手のインタビューで、平行棒と鉄棒で完璧な演技が
出来なかったと言っているのが、まさに内村選手らしい。
終わってみれば、ただ一人だけすべての種目で15点台を
マークして、点数的には余裕の優勝だった。
今、内村選手を止められる選手はいないだろう。
このまま、次のオリンピックまで勝ち続けるのではないかと
期待してしまいます。
内村選手、5連覇おめでとうございます。
そして、個人総合初出場の田中選手も銅メダル
おめでとうございました。
表彰式の時に、君が代が途中で終わってしまうと言う
ハプニング?があったのが、これまたやはり中国だと
いうオチまで付いていた。
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