男子200メートルで、ボルトの大会記録20秒40を
抜いて、日本人のサニブラウン・アブデル・ハキーム選手が
20秒36と言う記録を出し優勝しました。
大会が行われたのがコロンビア・カリ。
その姿と名前を見ると日本人とは思えない。
でも、お父さんがガーナ人、お母さんが日本人の
ハーフなんですね。
お母さんは、インターハイに出場した陸上選手。
お父さんの体とお母さんの才能を併せ持つのが
ハキーム選手と言うわけだ。
ハキーム選手は、100メートルでも優勝しており、
200とあわせて2冠に輝いた。
記録も、8月に行われる世界選手権の参加標準記録を
上回っているので、追加での参加も濃厚となった。
昔は、日本人と言えばマラソンに代表されるように、
長距離は得意だが、スピードとパワーが必要となる
短距離は苦手と言われていた。
100メートルでは、何人もの選手が決勝への
進出を目指して挑んできた。
決勝に出れてもメダルまでは無理だと思われていた。
朝原選手が、年を重ねるごとに良い成績を
上げたのが兆しとなったのだろうか。
最近では、桐生選手が出てきて、日本の若手に
希望が見えてきたところだった。
そこで、突然ハキーム選手のこの記録。
日本人も変わってきたのかな。
陸上の短距離が、一気に面白くなってきた。
ハキーム選手は、昔から大きな大会になると
その力を発揮していたと言う。
一方、昔を知るコーチに言わせれば、
気分が乗らないとやる気を出さないので、
どうやって気持ちを盛り上げさせるかが
大変だったようだ。
だが、もうここまで来たら、自分自身で
気持ちをコントロールできるのではないだろうか。
目の前に、大きな記録が見えてきているのだから。
次のオリンピックが楽しみになるニュースでした。
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