半年後に金星の周回軌道に突入を試みたが、
メインエンジンを損傷して失敗。
金星を通過して、太陽を周回することになっていました。
それから5年経った2015年12月7日に、
残っていた姿勢制御用エンジンを噴射して
金星の周回軌道に突入することが出来た。
ここまで、当初の予定の観測軌道に乗せれるように
何万ケースもの軌道計算を行って、
今回の再突入に成功したのだった。
しかも、今回の軌道は、遠金点高度48〜50万Kmの
軌道の予定だたが、姿勢制御エンジンの能力が
予想よりも良かった為に、それよりも低い高度に
突入することが出来た。
次回の軌道制御の時に、少ない燃料で行えることから、
観測期間が延長できそうなのだ。
どうも31万Kmの軌道に突入できたみたいです。
これよりも早いと金星に落下するし、
これより後だと、ここまで接近できなかったと言う。
あかつきの残りの燃料と軌道を計算しての、
本当に最後のチャンスだったようです。
あかつきからは、金星の画像も送られて来ています。
今後は、もっと詳しいものが送られてくることになりそうで、
金星の謎の解明に役立つことでしょう。
はやぶさ以来、日本の探査機は素晴らしい成果を
上げていると同時に、失敗をしてからはらはらさせて
ドラマを生んでいきますね。
最後まで諦めず頑張る姿勢は、日本人ならではなのでしょうか。
日本の宇宙開発は、探査機と言う部門で進んで行きそうです。
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