2016年12月05日

1万人の第九2016 本番

1万人の第九の本番の日を迎えました。
3カ月練習をしてきた成果を発揮する時です。

前日のリハーサルでは、少しずれが気になりました。
合っているようで、昔のように微妙に他のパートの声が
ずれていて歌いにくい。
特にフーガのように各パートが別々のフレーズを
歌うところはやりにくかったです。

当日のゲネプロでは、少し解消されていて、
もう気にせずに歌おうと決めました。

15時になり、休憩時間が終わり、いよいよ本番開始。

オープニングは、昨年に引き続きリトル・グリー・モンスター。
リハーサル、ゲネプロ、本番とどんどんレベルアップしてくるのは
流石プロですね。
「Seasons of Love」
聴いているうちに、なんとなくジーンとして涙が出そうな
感じになりました。
彼女たちの歌が心に沁みてきた。

次は、「インターネット世代の奇跡」と言われるピアニスト。
リュカ・ドゥバルグさんの演奏です。
まったく英才教育も受けず、独学でピアノを練習。
一旦ピアノから離れて、スーパーで働いていたという。
ピアノを再開したのが20歳からで、そのやり方が驚き。
インターネットに流れる過去の名手の演奏を聴いて学んだ。
普通では考えられないことで、佐渡さんも驚いていました。
本気でピアニストになろうと練習してから4年で
チャイコフスキー国際ピアノ・コンクールで4位入賞。
モスクワ音楽批評家協会特別賞をただ一人受賞。
いま世界が注目しているピアニストの一人です。

静かに登場し、ベートーベンのピアノ協奏曲第2番を演奏。
静かなタッチの2楽章と、リズムが早くなる3楽章。
物静かなイメージでしたが、
佐渡さん曰く
前日にバーで飲んでいたらリュカさんが現れて一緒に
飲んだら、結構お喋り好きだったとか。

第一部の最後は、再びリトル・グリー・モンスターが
登場して、合唱団と一緒に歌う「Hey Jude」
これは、前日のリハーサルとまったくアレンジを変えて
彼女たちのハーモニーをふんだんに聞かせてくれました。

佐渡さんの気分によって何回繰り返すかわからない
「ナ〜ナ〜ナ♪ ナナナナ〜♪」
合図があって合唱団のハモリ。
やっぱり本番は、慣れてきたのと集中力で
素晴らしいハーモニーとなり良かったですね。

休憩時間を挟んで第二部・第九の始まりです。

今年は、佐々木蔵之介さんによるシラーの詩の朗読。
佐々木さんがステージを降りると演奏が始まりました。
ゆっくりとした滑り出しから始まる第一楽章。
少しテンポが上がる第二楽章。

残りのオーケストラメンバーとソリストたちが入場して
バラードともいえる第三楽章。

そして、一気に活気ずく第四楽章。
ここから歓喜の歌へと進んで行きます。
水を飲んだりして喉を潤している合唱団。
緊張感が高まって行きます。

ティンパニーの合図で一斉に立ち上がる合唱団。
今日もキュー(・ウォン・ファン)ちゃんのバリトンの
ソロが響き渡る。
男声合唱の「フロイデ!」で合唱が始まった。

やはりみんなの集中が高まって来たのか、
本番になると殆どずれが無くなり歌いやすい。
と言うか、自分も集中しているからずれとか気にならずに
歌えているのだろう。

ゲネプロでは、出難く、続かなくなってしまった
「フォ〜〜ル ゴット!」も問題なく歌えた。
でも、今年の佐渡さんは長く引っ張って、
最後はギリギリ続いたような、微妙なとこでした(苦笑)

リハで気になった男声合唱のマーチの初めの太鼓の音。
おかしい!
後で、みんなと話しても「変だったよね」と言っていた
音も修正されたのか、気にするほどではない音になっていました。

フーガも、気持ち良く、他のパートもちゃんと聴けた。

後半になり、佐渡さんも手ごたえを感じているのか、
何かが降りてきたようにタクトを振っている。

最後の「ザイトゥムシュルンゲン」は早い!
近年にないくらいに早い。
本当に早口言葉になりそうだった。
ところが、ゲネプロではそうではなかったのに、
一番最後の「ゲッテルフンケン」で、
佐渡さんの満足な気持ちが入ったのか急に間を取って
遅くなった。

終わった瞬間、佐渡さんは放心状態といった感じ。
やり切った!満足だ!と言う感じにぐったりとしていた。
もうこれ以上、何もできないという表情。

今年は、オーストリアでも「500人の第九」を
始めた佐渡さん。
その参加メンバーから25人が来日して参加していた。
彼らも初めて体験した「1万人の第九」に感動したようで
涙を見せるメンバーもいた。

「蛍の光」を歌った後に、満面の笑顔で挨拶をする
佐渡さんと出演者。
カーテンコールにも何回も応じて、いったん下がった
他の出演者や合唱指導の先生をステージに呼び戻していた。

ここ数年、佐渡さんが会場の構成をがらりと変えてから
完成度が非常に上がっていて、もうこれ以上のものを
求めるのは無理かもしれないと言われ始めているが、
やはりさらに進化を続けてきている。

佐渡さんの疲れ切った満足そうな顔を見て、
僕たちも心地の良い疲労感を感じながら会場を後にしました。

※この日の模様は、12月23日(金・祝)
 午後1時55分〜午後2時52分
 MBS・TBS・HBC(北海道放送)・CBC(CBCテレビ)・RKB(RKB毎日放送)
 で放送されます。
 また、その他、IBC(岩手放送)、TBC(東北放送)、TUY(テレビユー山形)、
 SBC(信越放送)、UTY(テレビ山梨)、RBC(琉球放送)でも放送予定

 今年も新しいクラスを増やして全国展開を図っていますから
 日本全国で「1万人の第九」のレッスンを受けられ、番組が見られるように
 なって来ましたね。
 その分、関西の参加者枠がどんどん減ってきています。
 どんどん狭き門になろうとしています(泣)

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posted by ツボ at 15:51| Comment(0) | 1万人の第九 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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