ライブを聴きに行きました。
タワー・オブ・パワーは、結成50年にもなる
ファンク、R&Bのバンドです。
メンバー10人の内、5人がブラスと言うブラスバンドなんです。
残りは、ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボード。
実にわかりやすい。
僕がこのバンドを知ったのは、なんと30年近く前に
BSで放送されていたNYのライブハウスのライブの
シリーズの中の一つのバンドだったんです。
何となく気になっていて、こんなのを生で聴いたら
楽しいだろうなと思いながら、その後全く行けずに
今回になりました。
毎月送ってくるビルボードライブのスケジュールの中に
たまたま目に入ったこの名前。
30年間の思いが急にこみあげて来て土壇場で電話すると、
既に予約で一杯になっていました。
あとは立ち見になると言われ断念。
みんなよく知っているんだなと思いながら、再度電話で
立ち見って料金とかどうなっているか聞くと、1席だけなら
キャンセルがあるという。
日を置いて3日前に再確認すると、なんとカジュアル席が取れました。
当日入店してみると、一番後ろの席ながらステージに向かって
真ん中のポジションでした。
柱があって、ちょっと横は切れるものの、全体が見渡せます。
(メンバーが多いので、端の一人だけは見えませんでした)
オープニングからノリノリで、下の自由席のお客さんが
一斉に立ち上がった。
僕はこれまで、ビルボードライブではじっくり腰を据えて
聴く形でしか見たことがなかったからびっくりでした。
でも、この音楽を聴いたら立って踊りたくなるのは当然だよね。
カジュアル席の僕たちも、椅子に座って体を揺らして
楽しんでいました。
たまたま隣に座った外国の人は、両手をあげて、もうノリノリ状態。
3曲くらい乗せた後に、一転してバラードで聴かせる。
もう憎いね〜〜〜
またその後は、会場を一つにして、ノリノリの興奮状態。
ヴォーカルが聴かせたり、楽器のソロ演奏など、
見どころ聴かせどころが満載。
創設メンバーも残っていたり、新しく加わったメンバーも居たりだけど、
みんな演奏が上手いし、年齢も感じさせない。
とは言え、平均年齢は60を超えているんじゃないだろうか?(笑)
終盤には、ヴォーカルが客席に降りて来て、場内を回り、
近くに来られた人は嬉しそう。
最後までご機嫌なライブでした。
アンコールは1回でしたが、終演のアナウンスが入っても
手拍子は鳴り止まず、しばらく続いていて、ひょっとしたら
もう一回出てくるんじゃないかと思うほど。
結局出て来ませんでしたが。
やっぱりライブは良いなと思う夜でした。
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