いや〜〜、実に惜しい負けでした。
一瞬、夢を見させてもらいました。
夢の扉は、重く。
開きかけた扉は、ベルギーの底力で
押し返されました。
予選リーグで主力メンバーを休ませた西野ジャパン。
日本にとって、次の試合の事は関係なく、
この試合にすべてをつぎ込んで勝ちに行った。
一進一退で、前半を0-0で折り返した。
後半に入り、いきなり3分で日本が
先取点を挙げた。
そして、すぐに後半7分で追加点。
日本中が歓喜に沸いた瞬間だ。
まだ、ダメ押しとなる3点目を入れれそうな気配すら漂う。
ここで、3点目が入れば、流石のベルギーも
観念したかもしれなかった。
じわじわと追い上げてくるベルギー。
攻めながら逃げ切りを図る日本。
ベルギーは、前の試合から9人も選手を入れ替えてきている。
これまでも、毎試合メンバーを入れ替えているベルギー。
選手層の厚さが、そんなことを可能にしているのだ。
多分、この試合も次のブラジル戦を考えて、ベストメンバーではない。
しかし、ここで負けるわけにはいかないベルギーは、
身長の高い選手と、足の速い選手に交代させて、
一気に攻撃の圧力を増していった。
後半24分に1点を返すと、29分には、少しラッキーともいえる
ふわっと浮かせた(多分クロスボール)が、そのまま
河島選手の頭上を越えてゴールとなり同点とした。
ここからは、両チームの決勝点を狙う戦いとなった。
勢いを取り戻したベルギーは、次々と日本陣営へ
攻め込んでくる。
それをしのぎながら、ワンチャンスで決勝点を狙う日本。
西野監督は、中々メンバー交代をしない。
延長戦も考えての事だろうか?
ようやく36分に、本田選手と山口選手を投入。
ややタイミングが遅かったように思えた。
ベルギーの決定的なシュートを阻んだ日本は、
ベルギーのゴールエリアへ攻め込み、コーナーキックを得た。
ここで決めたい日本。
本田選手のクロスをベルギーのゴールキーパーが
ダイレクトでキャッチ。
スローインでパスをすると、ベルギーの怒涛のカウンター。
必死で戻る日本の選手を置き去りにして、一瞬にして
決勝点を入れた。
本当に悪夢のような瞬間だった。
あと少し、あと少し持ちこたえたら延長戦に
突入していただろう。
ここまで一番恐れていたルカク選手を抑え込み、
まったく本来のプレーをさせてこなかった。
ディフェンダーは、見事にその役割を果たし、
オフェンスは、少ないチャンスをものにして
強豪ベルギーから2点も取った。
今日の日本選手は、みんなするべきことをやり切った。
素晴らしい試合だった。
全員力を出し切ったと言ったと言えるだろう。
朝は、よくやった。
日本の力を見せることが出来たと
本当に思ったし、日本代表を誇りに思った。
でも、時間が経って、夕方になると、
良い試合だっただけに、悔しさがこみあげてくる。
タラの話は出来ないが、やはり先に取った2点を
守り切って買って欲しかったな〜〜〜。
この悔しさは、また4年後に返してくれるだろう。
西野監督も、この短期間で良くここまでチームを
まとめ上げたものだと称賛する。
選手も、こんな状況で、様々なプレッシャーの中で
よく戦ってくれた。
これからの日本の選手の活躍を願って、
ありがとうと伝えたい。
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