うちのベランダでは、いまだにミニトマトが頑張っています。
このトマト、実は僕が植えたものではないんですね。
もともとルッコラを植えていたプランターに、いつの間にか
違う葉っぱが出てきた。
ルッコラが終わった時に、せっかく生えてきたのだから
そのままにして様子を見ようと思いました。
トマトはこれまでにも植えたことはありましたが、
当然その時は苗を買って来て植えていました。
ところがこのトマトは自然に生えてきたんですね。
多分、鳥がトマトを食べて糞を落として行ったのが
上手く生えたのだろうと思います。
葉っぱを見てトマトだと思っていた通り、
成長すると立派にトマトになって行きました。
自然に生えてきたのだから、何もしないで
好きなように伸ばそうと思い、普通はするわき芽を
取る事もなく、伸びたい放題にしてやりました。
初めは花が咲いても実になることもなく、
やっぱり自然のままではダメなんだろうなと思っていました。
ちょっとは助けてみようと、花粉をあっちこっちにつけて
受粉させてやるとトマトの実が付くようになりました。
これまで植えたトマトよりも沢山の実が付くようになりました。
調子に乗ってやっていると次々に実がなりました。
枝の方は伸び放題なので、バルコニーの天井まで行きそうになり、
重さで垂れ下がった物はぐるっと回してやったりしています。
支柱だけはある程度支えれるように、2メートルくらいまでは
継ぎ足しながらつけてやりました。
なんだかんだで、その総延長は3メートルを遥かに超して
伸びていることでしょう。
通常だと、もう既にトマトの季節は終わって刈り取ってしまっている頃。
10月も終わりに近づくと、そろそろ終わるだろうと受粉は
やめていましたが、それでも勢いに乗ったのか、虫が来て
媒介しているのか、いまだに実が生り続けています。
もうじき12月になりますが、このトマト一体いつまで
実をつけるのだろうと思うほど。
最後まで自分の力でいけるところまで任せようと思っているので
僕から終わりにすることはしません。
ひょっとして年を越して頑張るかもしれません。
本格的に冬になったら流石に枯れてしまうのかな。
年を越したら、ひょっとするとそのまま暖かくなって
次の年に突入したりして(笑)
自然の力に驚くばかりです。
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