2008年03月10日

Bjorkがライブで使っていた珍しい楽器 『reactable』

やっと一息ついたので、隙を見て前に言っていたBjorkがライブで
使っていた珍しい楽器の話をしましょう。

まず、一番みんなの目を惹いていたのが「reactable」と言う楽器でしょう。
これをどう呼ぶのかはっきりしません。
あるところでは「リアクタブル」と書かれていましたが、
また、あるところでは「reac Table」とも書かれている。
こうなると「リアクテーブル」か「「リアックテーブル」とも
考えられる。
「反応できる」と言う「reactable」と「テーブル」を掛け合わせて
「反応するテーブル」と言ったところかも知れない。
但し、元のサイトでは「reactable」という表記になっているので
単純に「リアクタブル」と呼ぶのが正解かもしれない。

話がそれてしまったが、この楽器の説明をしないとこの事も
分からないでしょうね。
この「reactable」というのは、見た目で言えば光る丸い台の上に
記号の書かれた透明なブロックを置く事で音を出す楽器です。
直径は1メートルくらいかな?
中心から置かれたブロックに向って電気の線が出るのです。
それぞれのブロックも共鳴しあって新しい音を作る。
6面体のそれぞれに面に違う記号のような模様が書かれていると、
面を変えるだけで音も変わります。
回転させればラジオのチューニングのようにキュィ〜〜ンと
いった感じで音が高くなったり、低くなったりもします。
見ているだけでは、とても演奏しているようには見えません。
それがどんな音になるのかもさっぱり分かりません。
完全に演奏者の感覚だけで操る楽器です。
かなりセンスが良くなければただのノイズになってしまう。

はっきりした事は分かりませんが、ネットで調べてみると
中央の下にカメラがあって、そのカメラがブロックを追いかける事で
音を作っているようです。
ブロックの位置や向き、相互間の関係などが音に影響するのでしょう。
全体の形は円柱です。
ちょうど太鼓を上向けにしたような物です。
謎の多い楽器ですが、音の可能性は無限大です。
無段階でシームレスな音は、今までの常識には無かったことですから。

ライブの時にも、はじめモニターに映る画像が今演奏している
ところの画像だとは思いませんでした。
真上から映していて、CGを映しているのだと思っていました。
他にも後で紹介する楽器も移っていたのですが、本当に楽器とは
思えない物ばかりで、すべてがCGを被せたライブ映像だと思うくらいです。


reactable01



では、百聞は一見にしかず。
説明だけでは分かり難いと思いますので、reactableがyou tubeに
投稿しているデモ演奏の動画をご覧ください。


  reactable 「デモ1」
  提供:reactable



  reactable 「デモ2」
  提供:reactable


  当初開発者が考えていた複数の人による演奏
  「Reactable live in Berlin」


  Bjorkのライブでreactableを演奏している様子「Plute」

当初開発者は、ブロック操作は指でなぞるように演奏する物と
考えていたようですが、BjorkのバックについたDamian Taylorは、
ブロックを持ち上げて台に叩きつけるようにして激しい音を
作ることにしたようだ。
その為に、ブロックに書かれた模様が磨り減ってしまい
交換する事になったようです。
posted by ツボ at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月28日

Bjork『Volta』Tour 大阪城ホール

ビョークのライブ
単独ライブとしては、日本は6年ぶり。大阪は、なんと12年ぶりとなる。
待ちに待ったライブは、期待以上のものでした。

2007年2月25日(日)
早めに大阪城ホールについて、ゆっくりとビョークを待った。
ステージは思ったよりも小さく、両袖を黒い幕で覆って
ホールの短編を更に狭くしている。
開演時間に近づいてくると、さっきまでの音楽とガラッと変えて、
突然ネーネーズに変わった。
今回の『Volta』がやや民族的な音になったいるから、日本らしい音といえば
沖縄音楽と言うことになったのかも知れない。

開演後は避難誘導灯の明かりも消してしまうとのアナウンス。
やっと消防も認めるようになったのかと、ちょっと感心した。
お蔭で、光るイヤリングをつけて来た男の子が注意されて
外させられていた。ちょっと可哀相だった。

開演時間を過ぎると、機材以外はガランとしていたステージに
旗が立てられ、天井からは魚の絵が書かれた大きな旗が降りてきた。
そろそろ来たか!
Voltaのイメージになってきたぞ。

20分くらい過ぎた頃に突然灯りが消えた。
瞬間、場内から歓声が上がる。
ブラス隊の音が聞こえ、入場行進のようにメンバーが入ってくる。
所定の位置に付いたところでビョークの登場だ!
オープニングは勿論アルバム『Volta』のトップの曲「Earth Intruders」
ステージの両サイドから火柱が上がった。
えっ!ホールで火を出しても良いの?

ビョークは、金色のふっくらとした衣装で、額には赤と緑で
V字型にペイントをしている。
会場に響き渡る重低音と電子音は相当な音量だったが、
ビョークの声の方がそれを圧倒していた。
小さな体ながら右へ左へと移動しながら踊っていた。
ドラムをリードするかのように両手で叩くような仕草をしている。

今日が終ると「アリガト」と覚えてきた日本語で挨拶。
その後も曲が終るごとに、この「アリガト」をビョークなりに
少しずつ気持ちを変えて言っていました。
MCは全くない。

次は何かと構えていると、懐かしいイントロ。
2曲目ですぐに『Hunter』が出た。
途中でステージサイドに行ったかと思うと、歌舞伎のように
手から「くもの巣」を出した。
『Hunter』にちなんでくもの巣で獲物を狙っていると言うことか。

この辺りはまだみんな、ビョークを生で聴いたという感動で
余裕もなく与えられるままに聞いていると言った感じだった。
次に神聖な悲しげな音が流れ来た。
『Pagan Poetry』だ。
後ろにいた女の子が思わず「泣くかも知れん。。。」と言った。
まさにそうだろう。
僕も聴きたかった曲の一つだった。
静かに抑えながらも、心の叫びのようなビョークの声が、
ホール全体に染み渡ってきた。

結果として、最新アルバムの『Volta』中心の選曲ではなく、
過去のアルバムからも満遍なく構成されていた。
後から調べてみると、武道館の2日と大阪城ホールでの計3回の公演の
セットリストはすべて違っており、中でも同じ武道館の2回は
18曲中7曲が変わっていたようです。
衣装の方も3回とも違うようだ。

ステージの上に3台のモニターが置かれていて、よく見えなかったが
バックメンバーの演奏、特に新しい楽器の「reactable」を
映していた。
僕は、ミキサーの横のほうだったので、場内の後方モニターが見えた。
こちらは、ビョークを中心として映し、時々それにメンバーの
演奏を被せたりしてモニター映像までも即興でアートワークをしている。
このチームはどこまで凝っているんだろうと感心した。
それとDSでもやって遊んでいるかのようにも見える「TENORI-ON」も
面白い楽器だった。
何がどうなっているのか分からなかったが、後からネット調べると
ようやくその演奏の仕方が分かった。
感覚だけで演奏する楽器ですね。その人のセンスが問われます。
これらの珍しい楽器についてはまたいずれ触れることになるので、
今日のところは詳細については書きません。

既にビョークワールドに入ってしまった。
音楽にあわせてみんなそれぞれに踊っていた。
狭いながらも思い思いに体を揺すっている。

ブラスがメインかと思ったのだが、意外とそのブラスが主張しない。
ストリングスで演奏されていた曲も、ブラスで見事にアレンジされて
全く違和感を感じない。
チェンバロが出てきたときには、チェンバロ好きの僕としては、
違う意味で感動してしまった。

ビートの聞いた激しい音でありながら、暴力的な感じを受けないのは、
ビョークの声がすべてを支配しているからなのだろう。
最新の機材で電子音を奏でても、冷たく乾いた音ではなく、
心に素直に入ってくる。
激しい曲の時には、レーザー光線が飛び回っているのだが、
実はホールの天井に図形を描いていたりする。
どこまでも計算しつくされた演出なのだ。

前半は、どちらかと言うと聞かせていたようだ。
まだみんなもほぐれていないから丁度良い。
それも計算した上の選曲なのだろう。

「Army of me」が流れると、ホール全体がダンスホールのようになり、
大阪城ホールが揺れているようだった。

そこで一息入れて「みんな踊る?」
「アリガト」「ドウモ、アリガト」以外で、初めて言葉を発した。
「I Miss You」は、ちょっとリラックスしたような曲で、
しばしの休憩と言うか、体と気持ちをほぐしてくれた。

後半は昔の曲を続けて、みんなの気持ちをまとめて引っ張って行ったようだ。
馴染みのある曲は、その世界に入りやすい。
頭がすっかりビョークの世界で満たされたところで、新しいアルバムから
「Wander lust」を歌い、フィナーレへと導いていった。
曲のテンポと勢いが増して自然とみんなの気持ちが一つに集中してくる。
実に見事なステージの構成だ。
望むような形で、ライブを楽しめるように導かれていった。
ビョークもそれに応えるように更に魂がこもってくる。
誰もが自分のビョークを感じ、楽しんでいる。

ここまで来れば、後は行くところまで行くしかないでしょう!

「Hyperballad」が始まると、もうみんなじっとしてはおれない。
少し抑えた軽快なリズムに乗って、盛り上がってくるサビのところを
今か今かと待っているようだ。
準備は出来てるぞ。さぁ、いつでも来い!といった具合だ。
そして、サビに入ってくると気持ち良く体が反応する。
ビョークの優しい声に包まれて、時間が永遠に流れるような気がする。

最後は定番中の定番(らしい)
歪んだ激しい音のイントロ。
「Pluto」
もうフルスロットルで突っ走る!
バックの音も凄いが、ビョークの声はまだこんなに出るのかと
思うほどに凄さがあった。
音と光が交差して、魂も宙を飛び回るかのごとく踊りまくる。
感動と興奮の中、無情にも曲が終ってしまった。

鳴り止まない拍手と、どこか魂が抜けたようになって座り込むひともいた。

結構時間をかけてアンコールに突入。
1曲目は、アテネオリンピックの時に歌った「Oceania」
そして最後は、『Volta』の中で一番メッセージ性が強く激しい曲、
絶対に聞きたいし、必ずすると思っていた曲。
「Declare Independance」
ガンガン響く重低音と電子音
「独立を宣言しよう!(自立しよう)」と叫ぶビョーク。
これはコソボに向けて送られたらしいのだが、逆にその為に
セルビアでの公演が中止になったと言う曰く付きになってしまった。
「旗を揚げよう!」「もっと高く、高く!」
僕も一緒になってこの「ハイヤー!ハイヤー!」と叫びながら
拳を突き上げていた。
このまま大阪城ホールがぶっ飛ぶんじゃないかと言うくらいに
盛り上がっていた。
最後は、紙吹雪が風に舞って、ライトに照らされると金箔が
飛び回っているようだった。
レーザーも飛び交い、あるものすべてが動き回っているようだ。

ライブが終ると、席にへたり込んでいる人もパラパラと見かける。
みんなエネルギーを使い果たしてしまったかのようだった。
時間としては1時間20分くらいと、最近のライブにしては
短い方なのだが、内容の濃さからもそんな時間のことは感じさせない
充実したライブだった。

今回のライブで驚いたのは、大阪城ホールでもあんな良い音が
出せるんだということだった。
通常はどでかいスピーカーがステージ脇に聳え立っている物だが、
ビョークのライブではスピーカーはすべて天井から吊り降ろされていた。
大きさもどちらかと言えば細い。
すべて同じサイズのスピーカーで構成されており、両サイドに
正面に向って7〜8メートルくらいに連結された物、正面から
30度くらいの向きに5メートルくらいの物、更に30℃くらいに
3メートルくらいの物。
この3列x2のスピーカーから音が出ていた。
結果的に、音がステージより上から出ている感じはしたが、
それによって音がホール全体によく廻っている気がした。
残響時間の短い大阪城ホールは、一般的には響かないといわれて
いるのだが、このライブでは適度に響いていた。
エンジニアの力によってこれほどまでに音が変わるのかと
驚いてしまった。
あれだけの重低音を出しても、全く音がビビルことなく、
綺麗に伸びていたのも素晴らしかった。

最後に武道館と大阪城ホールでのそれぞれのセットリストを
紹介しておきます。
個人的には、一番聞きたかった「Bachelorette」をしなかったのは
残念だった。(武道館の2回目にやっていた)


Bjork『Volta』Tourのセットリスト

2008年2月19日(火)日本武道館

01. Intro - Brennið Þið Vitar
02. Earth Intruders
03. Hunter
04. Aurora
05. All Is Full Of Love
06. Pagan Poetry
07. Unravel
08. Vertebrae By Vertebrae
09. Jóga
10. Desired Constellation
11. Army Of Me
12. I Miss You
13. Five Years
14. Vökuró
15. Wanderlust
16. Hyperballad
17. Pluto

encore
18. Oceania
19. Declare Independence


2008年2月22日(金)日本武道館

01. Intro - Brennið Þið Vitar
02. Earth Intruders
03. Hunter
04. All Is Full Of Love
05. Unison
06. Immature
07. Vertebrae By Vertebrae
08. Jóga
09. Hope
10. Desired Constellation
11. Army Of Me
12. Bachelorette
13. Who Is It
14. Cover Me
15. Wanderlust
16. Hyperballad
17. Pluto

encore
18. Anchor Song
19. Declare Independence


2008年2月25日(月)大阪城ホール

01. Intro - Brennið Þið Vitar
02. Earth Intruders
03. Hunter
04. Pagan Poetry
05. Immature
06. Undo
07. All Is Full Of Love
08. Pleasure Is All Mine
09. Hidden Place
10. Desired Constellation
11. Army Of Me
12. I Miss You
13. Who Is It
14. Vökuró
15. Wanderlust
16. Hyperbalald
17. Pluto

encore
18.Oceania
19.Declare Independence


メンバー

Bjork : Vocal
Mark Bell : Electronics, Tenori-on
Damian Taylor : Electronics, Reactable
Jonas Sen : Harpsicode, Pipe Organ
Chris Corsano : Drums
Wonder Brass Girls(アイスランドからの10人の女の子)
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2008年02月26日

ビョーク『Volta』ライブは凄かった

昨日、大阪城ホールでビョークのライブを見て来ました。
とにかく凄いとしか言えないものでした。
何が凄いって、ビョークの歌声。
CDでは聞いていたけど、生の声は想像以上にパワーがあって、
言葉を超えて聞く者の心を揺さぶりました。

本編の話は長くなるし、ちゃんと書かないと伝わらないので
明日にしますが、そのライブの感想をまずは書いてみましょう。

今回のツアーは、最新のCD「Volta」のライブだったので、
どれ位前の曲を歌ってくれるか心配でしたし、ブラスを中心とした
編成だったために、アレンジがどうなるのか、ブラスにあった曲を
中心とするのではないかと思っていました。
ところがそんな心配は、すぐに吹っ飛びました。
アレンジも見事な物で、ブラスは一つの楽器と言うくらいに
溶け込んでおり、ある意味ベストアルバム的な選曲でした。
そして、何よりビョークの声が全面に出れば、どうやったって
ビョークになるんですから、関係のないことだったんですね。

体全体に響いてくる重低音にも負けないビョークの声は、
ホール全体に拡がって世界を作っていました。
音響的には響かない、デッドなホールのはずの大阪城ホールが
響き渡り、あの大きなホールが巨大ディスコのような雰囲気になった
時もありました。
静かに歌い上げる曲あり、圧倒的なパワーで向ってくる曲もあり、
みんなが一緒に踊り狂う曲もあった。

90分と言う、最近のライブでは短い時間だったけど、十分に満足し、
終った後にはみんな言い意味での脱力感で一杯のライブでした。

音と光とを巧みに操りながら、一気に駆け抜けて行ったビョーク。
次にライブが見れるのはいつだろうと待ち遠しくなった。
posted by ツボ at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

フランがちょっと休憩

大阪の実力派のバンド「フランボワズ」が、昨日のライブで
暫らくライブ活動を中止することになった。
バンドとしての活動は継続しているので、解散とか言う事では
ありません。あくまでもライブ活動の中止です。

年末の「月光ダンス#3」と、昨日の「音灯り〜オトアカリ#2」で
活動を中止なので、昨日は見に行きたかったのですが行けませんでした。
彼らは、時々姿をくらましたりするバンドなので、そのうち
再開するだろうとは思っていますが、前回よりは長くなるかも
知れないと思っています。どうしてだか分からないけど。

でも、帰ってくるたびに確実にパワーアップしているし、
成長もしているから今度もそれが楽しみです。
次はどんなパフォーマンスを見せてくれるかな?
暖かくなったらウズウズしてくるんじゃないのかな。
posted by ツボ at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月01日

Bjork来日決定

独特の声と音楽感を持つビョークの来日が決定しました。
東京と大阪だけですが、単独のライブは7年ぶりとなるので
楽しみです。
今回は、今年5月に出したアルバム「ヴォルタ」を引っさげてのライブ。

歌姫と呼ばれる人は沢山いますが、ビョークの場合は他の人とは
違うタイプの歌姫と言えるでしょう。
歌が上手いのは当然の事ですが、ビョークの歌はまさに
魂の歌と言えます。
アイスランド出身と言う事が、彼女の独特な世界を作っている
基になっているのではないでしょうか。

ステージもアーティスティックなものが期待されます。
ファッション、セット、演出。
いろいろと楽しめそうです。

今回、主催者の先行予約があって見事抽選に当選しました。
、( ̄▽ ̄)V いえーい!
今日チケットの発券をしてきたら、流石アリーナ中央、前方の席を
ゲット出来ました。
やった!楽しみです。

2008年2月19・22日 東京:日本武道館
2月25日 大阪:大阪城ホール です。
今は先行予約受付中で、一般発売は12月15日からです。


ビョーク01
posted by ツボ at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月31日

ラブサイケデリコ ライブ

昨日は待ちに待ったラブサイケデリコのライブに行って来ました。
ライブ前から、いつもの馴染みのメンバーと隣のカフェで集まって
いろんな話で盛り上がっていました。
空が曇っていたので、外のテーブルはちょっと寒かったけど
みんなの気持ちが温かかったです。

会場の15分前くらいから並び始めて、整理券の番号順に
呼び出されて会場入り。
ファンクラブは、最初に入れるので2列目の中央に陣取って
間近でしっかり見る事が出来ましたよ。
待つこと1時間ちょっと。
いよいよライブ開始。
初めて生で見るデリコは、やっぱり凄いです。
会場全体が一つになって、優しい雰囲気がとても心地良かったです。
CDで聞くのとは違い、アレンジされた曲もライブならではで
新鮮に聞こえました。
ライブで聴いてより好きになった曲も有りましたね。

ライブの後は、みんなで食事に行って感想やらいろんな話で
盛り上がり、更にカラオケで歌いまくると言った感じで
もうお腹一杯に楽しみました。
初めてのライブにしてはやりすぎくらいに遊んでしまいましたよ。(笑)

posted by ツボ at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月18日

ラブサイケデリコのツアースタート

この夏に発売したニューアルバムを引っさげて、ラブサイケデリコの
全国ツアーが今日から始まった。
まず皮切りは福岡。
前日の昨日から福岡入りをして、今日のツアー初日に備えているようだ。
何と言っても、ラブサイケデリコはメディアへの露出が
きわめて低く、生の声を聞くのは殆ど機会がない。
全国ツアーも3年ぶりとなるから、ファンにとっては待望のツアー開始だ。
今日の福岡から始まって、11月9日の仙台までのホールライブ8公演。
12月7日には武道館ライブとなっている。
武道館ライブの後には、アメリカメジャーデビューの準備に入る。
デリコ自体は、日本よりも外国の方がより指示されると
思うので、日本への逆輸入となるのではないだろうか。
商業主義には全くはまらずに、あくまでも自分達のペースで
音を追及している二人。
そのナチュラルさが、大人を中心として受けているのだろう。

大阪でのライブは10月30日に、なんばハッチで行われる。
今からそのパフォーマンスが楽しみだ。
posted by ツボ at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月15日

月光ダンス#2

昨日フランボワズの企画した「月光ダンス#2」のライブに行って来ました。
出演バンドは、フランボワズを入れて4組。
なかなか濃いメンバーで、それぞれの個性が出ていました。

ちょっと沖縄的な要素もある土着的な音楽とロックを融合したAsia【榮者】
どこか懐かしいような綺麗なメロディーと激しいロックサウンドが
交互に襲ってくるバンド。

最近時々耳にするようになったデスロックのHONEY DELETE YOU PSYCHO
音楽と映像をミックスさせたバンドです。

このようなライブハウスでは珍しいインストバンドのclione-index
インスト好きな僕は、聞いてみたかったバンドでした。
流れるようなメロディーで淡々と演奏が進み、しばしの安らぎのような
時間を楽しめました。
激しい音になっても耳障りになることはなく、純粋に音を
楽しむと言った感じでした。

そして、トリは当然企画したフランボワズ。
流石にこの頃になると会場に人が大勢集まって来ています。
今、足を怪我しているギターのPBM君が大丈夫なのかと
ちょっと心配していましたが、そんなことは関係なくいつものように
暴れまわっていました。(笑)
小田美礼さんのヴォーカルが流れると、会場は既に聞く体勢に
なっている。何か貫禄すら出てきたような雰囲気がします。
最近ライブがのって来ているという情報通り、アレンジもライブに合わせて
変化して行っているように思います。
声もかなり調子が良いようで、思うように歌えているといった感じ。
“聞かせる”だけではなく“魅せる”ということも意識できるように
なってきたのではないかな。
アンコールで、自らの曲を崩すアレンジには驚きと同時に、
その度胸と余裕に感心します。

フランボワズは、今月末に行われる【ミナミ・ホィール】
初参加する事になっています。
出演は10月26日(金) 於:soma
ミナミのライブハウスで300を超えるバンドが出演すると言う
大きなイベントです。
ここでも良いパフォーマンスを見せてくれるでしょう。
posted by ツボ at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月31日

大阪クラシック07

明後日から御堂筋の各地でクラシックが聴こえて来ます。
これは去年に引き続いて今年も行われる「大阪クラシック」という
イベントが始まるからです。
期間は9月2日(日)〜9月8日(土)の1週間。

大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督の大植英次さんが
中心となって去年から始まったらしいです。
街角からクラシック音楽が流れる。
残暑が残るこの季節に、しばしのオアシスとなる事でしょう。
会場となるのは、梅新のフェニックスタワーからなんばパークスまでの
14箇所と福島のシンフォニーホールの計15箇所。
公演は全60公演で、そのうち殆どが無料です。

カフェであったり、ショールームだったり、本と気軽に
足を運べるところです。
クラシックファンの人だけではなく、クラシックはちょっと
敷居が高くてと遠慮している人もこれを機会に聴いてみるのも
良いのではないしょうか。
公演の日程・演目・場所は下のリンクから確認してください。

大阪クラシック07.jpg

大阪クラシック2007
posted by ツボ at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月30日

Tsubo met Love Psychedelico

昨日、fm局の公開放送にラブサイケデリコが出演した。
会場に入るには整理券がいるのだが、FCメンバーの中に
当ったけど仕事でいけない人がいて、代わりに僕と京都の女の子が
行く事になったのでした。
会場は、ハービスエントの4階、SONYのイベントスペース。
順番に入場していくのですが、用意され椅子の数が少ないので、
僕達はあえて立って見ることにした。
その方が良く見えるし、距離も近いから。

暫らくしてデリコの二人が登場。
僕たちのいたのは、二人の席のほぼ向かいだったから
入るや否やKUMIさんが僕たちを見つけて小さな声を上げた。
と言うのも、実は前日の夜に京都のデリコカフェで二人と会っていたのですよ。
大阪のキャンペーンの時に、一度はカフェに来るだろうと言われていて、
ちょっとの情報と勘で行っていたのです。
閉店間際になって現れた二人と握手したり、サイン貰ったりと
若い子のような事をしていました。(笑)
その時に、「明日の公開放送にも行きますよ」と言っておいたので
わかりやすかったのでしょうね。

本当に気さくに接してくれるし、優しさに溢れた二人でした。
全くと言って気取ったところはないし、向こうの方がいろいろと
気を使ってくれたりして、“良い人たち”って言われるのが
うなずけます。
ニューアルバムの発売翌日に、こうやって出会えて話が出来るなんて
想像も出来ない事でした。
二日続けて会えたのも、その会員さんのお陰です。

まだ、デリコカフェはやっているので、デリコの好きな方は
是非足を運んでください。
まだ一般には公開されていない「7days」の貴重なMVも見れます。
店のマスターも、本当に良い人です。

デリコカフェのHP
posted by ツボ at 18:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月27日

LOVEPSYCHEDELICO「GOLDEN GRAPEFRUIT」

ラブサイケデリコのニューアルバム「GOLDEN GRAPEFRUIT]
が発売された。初回限定版には、MVのDVD付だ。

これがまた凄い出来でした。
今までとちょっと違うデリコサウンドだとは聞いていましたが、
本当に一気に突き抜けたと言う感じがします。
今までのデリコには、ちょっとノスタルジックな音楽も
感じられましたが、このアルバムではその要素も残しながら
確実に次の世界へと飛び出した二人を感じます。
もはや日本のグループではないです。
まさにワールドワイド。
世界をにらんでの作品ではないでしょうか。
と言うのも、既に全米デビューの話があります。
これは順調に進んでいるようです。
今までアメリカでデビューした歌手やグループは沢山いますが、
デリコのデビューはそれとは全く違う物になるでしょう。
何と言っても「音」が違う。完成度も違う。

今のデリコは、“日本”などという枠では収まりきれないグループに
なっているというのを実感できました。

オープニングの「FREEDOM」(MBLのテーマソング)では、
ヴォーカルKUMIの伸びやかな声が冴え渡り、スケールの
大きさを感じる。
続く「Aha!(All We Want)」(NTTドコモFOMA P902iのCMソング)で
リズムが弾け、更に「7days」(NTTドコモFOMA P904iのCMソング)は、
タイトなサウンドにKUMIのヴォーカルが絡みつくように迫ってくる。
このあたりでデリコの存在感に完全にノックアウトされてしまう。

“とんでもないアルバムを作ったものだ”

今言えることは、デリコはデリコであって、何処にも行かない。
そこにデリコのサウンドが残るだけだ。

GOLDEN GRAPEFRUIT
posted by ツボ at 19:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月01日

デリコ先行でゲット

会員だけの先行予約で、みごとコンサートのチケットをゲットできました。
なかなか取るのが難しいLOVE PSYCHEDELICOのチケット。
一般発売が8月の末頃だから、本当に早く取れて嬉しいですね。
会員になったかいがあったと言う物ですよ。
人数が多い場合には抽選になるって言ってたけど、今回は
どうだったんだろうか?
会員だけのBBSがあるけど今のところダメだったという書込みはないです。

そう、このBBSはラブサイケデリコの二人もしょっちゅう覗いて
くれていて、たまに本人達から返事がもらえるんです。
ギターのNAOKIさんは度々、ボーカルのKUMIさんも時々書き込みをしてくれて
直接返事が書いてあったりするんです。
なので、今何しているとか教えてくれたり。
これはファンにとっては嬉しい事で、本当に触れあえるって感じです。
ファン同士も仲が良く、ファンのオフ会なんかもやっているようです。

いやはや僕も、年甲斐も無く嵌っています。(笑)
言いっ放しのメールではなく、反応が見れるって良いことですよ。
気になった人は、HP覗いてみては如何かな。^^v

【LOVE PSYCHEDELICO 公式HP】
posted by ツボ at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

ラブサイケデリコ待望のツアー決定

ラブサイケデリコが長い沈黙を破って全国ツアーをする事が決った。
10月18日の福岡を皮切りに7都市でツアーをする。
大阪には10月30日に来る予定。
その後、12月に久々の武道館コンサートも控えている。

デビュー以来ツアーは殆どしていなくて、イベントに参加していた
事が多いラブサイケデリコ。
全国ツアーは本当に久しぶりと言うか、珍しいといった方が良いかも知れない。

ツアーに先駆けて、6月末には3年ぶりとなるニューアルバムの
発売が予定されている。
今MBLのテーマソングとして流れている「FREEDUM」も収録されるのだろう。
ピッチの早い日本の音楽界の中では、マイペースで活動を続けている
二人の存在は稀だろう。
商業主義に流されず、自分たちの作りたい音楽を作る二人の
姿勢は共感する物がある。

実は今日から会員には先行してチケットの申し込みが開始された。
当然僕も既に申し込みましたよ。^^v
でも、必ず取れると言うのではなく、定員オーバーすれば
抽選となるのでまだ確定はしていません。
一般発売は8月の末になるのですから、早めにチケットが取れたら
嬉しいんですけどね。

自分達のスタジオを持ち、自分達で音や映像を作ってゆく二人は、
今の日本には珍しい“本物”だと思います。
今からアルバムとツアーが待ち遠しいですね。
posted by ツボ at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

『月光ダンス#1』ライブ

先週末に行ってきた『月光ダンス#1』ライブ。
予想以上に、中身の濃い、充実したライブでした。

会場は、新しく出来たばかりのホール、東心斎橋のsomaでした。
まだ看板とかが出来ていないのか、地図を頭に入れていたので
わかりましたが、入口がちょっとわかりにくかったです。
中は、白い壁にチェッカー模様の床と、ライブハウスにしては
かなり綺麗なホールです。
後方には、一段上がって椅子とテーブル席もありゆっくり座って
見る事も出来る。前のフロアーも細長いんですが、かなり広いので
余程動員しない限り楽に見れると思います。

さて、トップは『らうら』
今回は、ちゃんと初めから聞く事が出来ました。
やはり、儚い。。。壊れてしまいそうな感じ。
それがサビに入ると強い声で歌い上げる。これが、彼女の魅力でしょうか。
間のMCなどは、本当に押したら倒れてしまうのではないかと
思うほどのか細い声で喋る。
最後の方に、アコースティックに切り替えた曲があったが、
彼女の声にはある意味こちらの方があっているように思った。でも、逆に言えば嵌りすぎなのかも知れない。
いずれにしても、声に特徴があり、独特の世界を持っている。
流石に、フランが厳選したメンバーだと思う。

次に登場したのが、僕としては初めて聞くバンドの
『サイケデリックハートブラボーズ』
全く予備知識は無く、正直あまり期待はしていなかった。
ところがこのバンド、かなり演奏がしっかりしている。
中でもギターは、かなりの腕前だ。
予想を良い方に大きく裏切られ、すっかり聞き入ってしまいました。
対バン相手の演奏もお互いに聞くわけですが、フランのギターの
PBM君もかなり本気で聞いていたように見えました。
ファンキーなサウンドと歌。
大阪のバンドのレベルは凄いものだなと、改めて感心させられました。

そして、最後は勿論主催バンドの『フランボワズ』
ライブが始まる前に「初めてのハコなのでちょっと緊張しています」と
言っていたVoの小田美礼さんだったが、歌い出せばそんな心配も
吹っ飛んでしまう。
緊張しているように見えたのも一瞬で、オープニングの「サカサマ」は
良い選曲だったかも知れない。すぐに彼女の世界へと入り込み、
手が宙を舞い始めていた。(笑)
やはり良い刺激を受けたのか、PBMは最初から飛ばす、飛ばす。
こうなったらもう彼を止める事は誰も出来ない。
静かに、そして激しく、変化して行くフランのサウンド。
会場中が、フランの音一色に染まっていった。
一段と冴え渡るベースの王西君のシュールすぎるMCが
緊張をほぐしていた。(笑)

アンコールに応えた後も鳴り止まない拍手に、「もう今日はできません」と
息切れ切れに言う王西君の言葉に、みんなも笑いながらお疲れさんと
いった感じだった。

確実に進化し続けているのを感じる、素敵なライブでした。
次回また、同じ場所で5月20日(日)にやる事が決ったらしい。
音も空間も良いので、次のライブもおもしろいものになりそうです。
今度はどんな世界を見せてくれるのだろう。
posted by ツボ at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月19日

明日は『月光ダンス』

タイトルを見ても何の事だかわからないと思います。
これは、明日あるライブのタイトルなのです。
そう、僕がご贔屓にしているバンド『フランボワズ』主催のライブ。
会場は、今年4月にオープンしたばかりの心斎橋『soma』
そこで行われているOPEN記念スペシャルライブの一環で、
フランボワズが登場するのです。

出演バンドは、あの切ない歌声の『らうら』、
僕としては今回始めて聞く『サイケデリックハートブラボーズ』、
そして『フランボワズ』の3バンド。
業界的に言うと“3マン”つ〜〜〜の゚゚゚゚゚-y(^。^)。o0○ プハァー(笑)

このライブタイトル『月光ダンス#1』は、【#1】がついているということは
【#2】、【#3】って続くということなのかな。
多分雰囲気的には、このタイトルをつけたのはギターのPBM君では
ないかと思うのだが。。。
まあ、そんなことはどうでも良いのだが、ライブの方は
各バンドの持ち時間が約1時間あるらしいから、いつものライブとは
ちょっと違う。ミニコンサート3本立てのような感じですよ。
開演時間が、19:30からなので3バンドやって入れ替え時間を
15分としても30分。
なんと終るのが11時ごろになりそうだから、さあ大変。(笑)
体力勝負と言うことになりそうですよ。

最初に登場予定の『らうら』は、前回ちょっと遅れてゆっくり
聞けなかったので、今回はしっかり最初から聞こうと思っています。
切なく激しい心の叫びが聞き所。
トリを勤めるフランは、最近ノリに乗って来ているから、
そのパフォーマンスは期待できそう。
新しいハコに、彼らの音を刻み込んで行くのでしょう。
かなり充実したライブになる事まちがいなし。

予約を入れておけば、前売り料金では入れますから気になった人は
予約しておくと良いですよ。

フランボワズ公式HP
posted by ツボ at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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