2010年07月08日

スペインがドイツを破って初の決勝進出

ワールドカップ準決勝の2戦目。
ドイツvsスペイン。

これまで調子が出切っていなかったスペインだが、少しずつ
調子を上げてきていた。
ドイツは、これまでと違ってかなり慎重な立ち上がりで、
スペインのパス廻しの上手さが目立った。
前半は、殆どドイツらしい攻撃は無く、シュートも僅かに2本だけ。
一方スペインは、自由自在にパスを廻してドイツ陣内に攻め込んでは
シュートを放つ。

ドイツのディフェンスも頑張って、スペインにチャンスを与えない
ものの、これだけ攻め込まれるとシュート機会は出てくる。
何回かヒヤッとしたこともあるが、何とか0:0で前半を終わった。

後半に入ってもスペインの攻撃は収まらず、ドイツは苦しんでいた。
そして、ついに均衡が破れた。

後半28分、スペインに待望の1点が入った。
見事なヘディングシュートだった。

攻めるしかなくなったドイツは、攻撃を仕掛けるもスペインの
ディフェンスに阻まれて、得点が挙げれない。
惜しいシュートもあったのだが、それはオランダも同じ。
お互いに一歩も退かない試合展開のまま時間は過ぎて行き、
最少得点の1:0でスペインが勝った。

ドイツは4得点を挙げているMFのミュラーが試合に出れなかったことも
響いていると思うが、全体的に慎重すぎて攻めに切り替えれ
なかったような印象だった。

スペインは、これがワールドカップで初めての決勝進出だというから驚きだ。
あのスペインがこれまで優勝はおろか、決勝にも出たことが
ないというのは、それだけワールドカップが大変な戦いなんだと
改めて知った。

決勝の相手、オランダも32年ぶりの決勝となるが、優勝経験は無い。
どちらが勝っても初優勝となる。

個人的には、どちらも好きなチームですが、順位をつければ
オランダを応援するでしょう。
いずれにしても、目の離せない試合になることは必死です。
3位決定戦のドイツにも、もう一度頑張って欲しいと思います。

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2010年07月07日

オランダがウルグアイの追撃を振り切って決勝進出

ワールドカップはいよいよ準決勝になりました。
まずはオランダvsウルグアイ。

戦前の予想では、オランダの快勝かと思いきや、ウルグアイの
試合運びの上手さと守りに苦しんで、オランダが何とか
逃げ切ったと言う感じになりました。

前半は、ボールを圧倒的に支配するオランダですが、決定的な
チャンスを作れず、逆にウルグアイの速攻に苦しめられる形でした。
ウルグアイの特徴は、潔癖の守りとカウンター攻撃にあるみたいです。
ボール支配率も相手より低くてもシュート数で勝るという、
まさに試合巧者と言う感じのチーム。

オランダも、ボールを持たされて廻すものの、チャンスらしい
チャンスが作れず、ウルグアイの速攻に何度と無くひやりと
させられる場面がありました。

しかし、オランダも前半18分に先制して、試合を有利に進めて行きました。
ここからオランダは守りも固めて、ウルグアイの攻撃を防ぎ、
前半を終了するかと思った41分に、ウルグアイが同点に追付き、
前半は1:1のタイで終わりました。

後半になっても一進一退の攻防が続き、ウルグアイのペースになりかけた
25分に、味方の脚に当たってボールが変化して入ると言った形で、
オランダがリード。
その直後には、クロスにロッペンが頭で合わせて3:1に。

これで勝負有りかと思ったら、そこからがウルグアイの底力を
見せ付けられました。
どんどん時間が過ぎて諦めそうなロスタイムに1点返して
差は1点となり、ウルグアイの猛攻でひょっとしたらと思わせるほど。
結果的には、追撃も及ばず3:2でオランダの勝利となりましたが、
最後の最後まで息の抜けない試合でした。

ウルグアイの健闘は素晴らしい物がありました。
やっぱりベスト4まで勝ち上がって来たチームと言うのは凄いです。

残るもう一試合のドイツvsスペインも、壮絶な試合になることが
予想されます。
僕としては、ドイツvsオランダと言うカードが理想ですが、
スペインも好きなチームなので微妙な感じです。

若さと得点能力の高さのドイツか、こちらも組織力と破壊力のあるスペイン。
何か起こるととんでもない試合になるかもしれない。
得点争いでも防御戦でも面白い一戦となるでしょう。
期待して見てみたいと思います。

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2010年07月04日

ドイツがアルゼンチンを圧倒してベスト4へ進出

ワールドカップ準々決勝のもう一つの好カード。
ドイツvsアルゼンチン
因縁の対決と言われるこのカードは、過去ドイツの2勝1敗。
2勝の内の1勝はPK戦なのだから、実質1勝1敗1分と言ってもおかしくない。

どちらも攻撃力に魅力のあるチーム。
点取り合戦になるかも知れないけど、案外一方的な試合になるのではと
いう気がしていました。

試合開始直後の前半3分に、いきなりドイツが先制点を取り、
アルゼンチンは1点のビハインドで試合をしなければいけなくなった。
あまりにも早い失点で、アルゼンチンはリズムをつかむ前に
試合が進んでいってしまった。

見応えのある内容で、一進一退で時間だけが過ぎていった。
どちらも素晴らしいパス回しでゴールに攻め入るものの、
これまた素晴らしいディフェンスで防いで行く。
0:0だったら、本当に息の詰まる攻防であったのだが、
得点は無常にもドイツが1点リードしているのだ。

後半に入って、ドイツが追加点を取るのか、アルゼンチンが同点に
追付くのかが勝負を分けた。

後半23分に、ついにドイツはエースのクローゼが追加点を叩き込み、
ドイツは2点差とリードを広げた。

まだまだ追付けるアルゼンチンの望みを断ち切ったのは、
その6分後の29分だった。
粘ってゴール近くまでボールをつないできたドイツは、
ギリギリで出したボールを押し込んで決定的となる3点目をあげた。

この時点で殆どアルゼンチンの勝ちは無くなり、同点すら
難しくなったが、1点も取れずに負けるわけには行かない。
ディフェンスを下げて攻撃の選手を入れたアルゼンチンは、
攻撃する反面、ディフェンスが弱くなると言う賭けに出たのだが、
その結果は更に傷口を広げ、駄目押しの4点目まで献上してしまった。

この大会でまだ得点を挙げていないメッシのシュートが
ドイツのキーパーにキャッチされた瞬間に試合終了のホイッスルが
鳴ると言うのもドラマのようだった。

次に行われたスペインvsパラグアイは、予想以上にパラグアイが
健闘して、前半を0:0で折り返し、後半38分にようやく
スペインがゴールを入れて追いすがるパラグアイを振り切った。
パラグアイの健闘は、日本チームにとっても嬉しいことだっただろう。

こうしてベスト4は、ウルグアイ、オランダ、ドイツ、スペインとなった。
僕が好きなチームが3チーム共残っているのには、ちょっと驚いたが、
益々目が離せなくなってしまった。

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2010年07月03日

オランダがブラジルを降してベスト4進出

ワールドカップは準々決勝へと進んできて、凄いカードが
目白押しとなってきました。
いきなり最初から好カードで、ブラジルvsオランダでした。

前半は、殆どブラジルのペースで何回となくオランダのゴールを
脅かし続けていました。
そして、ついに前半10分にあっさり縦パスを通され、ロビーニュに
ゴールを決められた。

その後もブラジルの猛攻は続き、オランダはチャンスらしい
チャンスは作れず、とてもシュートまで持って行けないくらいに
押されっぱなしだった。

あれ程簡単にゴールは決まるものなのかと思うくらい、
ブラジルの攻撃がオランダを圧倒していた。
なんとかブラジルの攻撃を1点で食い止めて前半を終了した。

ところが後半になると様子が一転した。
どうしても点を入れないといけなくなったオランダが積極的に攻め、
後半8分にオランダのクロスに反応したブラジルのキーパーと
ディフェンダーが重なってしまい、オウンゴールとなったのだ。

同点としたオランダは尚も攻撃の姿勢を崩さず、23分には
決勝となる逆転ゴールを決めた。

もうこの時にはブラジル選手の動きがおかしくなっており、
前半とはまったく違うように見えた。
正直前半が終わったときには、後1点ブラジルが取れば当然勝ちだが、
オランダは1点取ることも難しそう、2点取るなど無理に思えた。

こんなに一瞬で様子が変わってしまうワールドカップは、
面白くもあり、非常に恐ろしいと思った。

焦りが見えるブラジルは、ボールを奪いに行って倒した相手を、
更に踏みつけると言う行為をして一発退場までやってしまった。
その後もペースを取り戻せないブラジルは、もはやオランダの敵ではなくなった。
オランダは、守備に回るのではなく、最後まで攻撃の姿勢を
取っていた事も良かったのではないだろうか。

一瞬の心の油断なのか、開き直りなのかわからないが、
本当に怖い試合を見たものだ。
だから面白いのだけど。

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2010年06月30日

ワールドカップ 日本ベスト8進出ならず

ワールドカップ南アフリカ大会。
ベスト8進出をかけた日本vsパラグアイ。
どちらも守りが堅く、カウンターでの攻撃が予想されていました。
この前のデンマーク戦で良い形になってきた日本には、否が応でも
初のベスト8進出への期待が高まっていました。

試合は、どちらも決め手を欠き一進一退。
前半は、攻撃に出てきたパラグアイを守り抜いて、耐え忍ぶ
日本というイメージ。
ボールの支配率はかなり低かったのではないでしょうか。

後半になってもその形は変わらず、何度と無く日本陣内に
攻め込んでくるパラグアイをかわし、カウンターを仕掛ける
日本チームですが、こちらも決めきれない。

1:0も予想していましたが、0:0のまま延長に突入するとは、
想像を超えていました。

延長戦に入ると日本も攻めるしかなく、本当にがっぷり四つと
いった感じで、お互いに何度か得点のチャンスは合ったものの、
堅い守りでしのぎきった。

こうなると最後はPK戦。
泣いても笑っても決着がついてしまう。
先日のウインブルドンのように、延々と延長サドンデスという
訳には行かないものかと思ってしまいます。

先攻をパラグアイに取られた時に、ちょっと嫌な感じがしましたが、
そんなことは言ってはおれない。
キーパーのセーブを望むことは酷。
とにかく全部決めてくれ。
そう思いながら見守っていました。
日本の3人目でボールがバーに当たった瞬間、一気に流れは
パラグアイに傾きました。

そして、パラグアイの5人目が決めたときに日本の敗退が
決まってしまいました。

本当に悔しいけど、良くやったと言う気持ちの方が上回っています。
大会の前には、散々酷評され、1勝も出来ずに帰ってくるのでは
ないかとさえ言われていた日本代表は、2勝1敗で予選リーグを
突破したのです。
今日の試合でも、南米の強豪国のパラグアイと互角に戦い抜いたと
言うことは、今後の日本サッカーにとってはかなり大きな自信と
なったことでしょう。
元気に胸を張って帰ってきて欲しいと思います。

日本は負けてしまいましたが、大会の方はこれからが面白いところです。
結果を見れば、本当に凄いチームが揃っています。
ここに日本が加わることが出来たのなら、夢のような出来事だったでしょう。

ワールドカップはまだ終わっていない。
益々暑い戦いが続いて行きます。

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2010年06月25日

日本、デンマークを撃破して決勝トーナメント進出

今日の未明に行われたワールドカップ予選リーグE組み最終節の日本vsデンマーク。
日本は3-1でデンマークを降して予選を突破。決勝トーナメントに
進出が決まった。

勝たないと予選リーグ敗退となるデンマークは、開始直後から
攻撃を仕掛け、日本はボールを取ってもすぐに奪われてしまうと言う
厳しい展開だった。
デンマークの攻撃をじっと耐えていた日本は、前半17分に
本田のフリーキックで先取点を奪った。
ゴールキーパーが触れることも出来ないほどの綺麗なシュートで、
日本に勢いをつけた感じだ。

その後も30分に、またもフリーキックを得た日本は、遠藤の
芸術的とも言える見事なフリーキックで2点差とした。
この時点で、デンマークは3点取らないといけなくなり、
かなり苦しい状況になった。

前半をそのまま抑えて終了。

後半のデンマークは、焦りからか前半ほどボールをキープ出来なくなり、
日本のペースになっていった。
デンマークの選手も、動きが悪くなり、精神的なダメージを感じさせる。

パワープレーで猛攻を加えるデンマークと、必死に耐える日本。
守り続けていると、ちょっとした動きでほころびも出てしまう。
終盤の後半35分に、デンマークにペナルティーキックを与えてしまった。

キーパーの川島は、このPKを弾いたものの、弾いた場所が悪く、
そのまま走り込んで来た選手にゴールを決められてしまい、
2-1と1点差に迫られた。

しかし、今日の日本は慌てることなく、それまでのプレーを続け、
逆に42分に駄目押しとなる3点目を決めた。

この時間帯から、3点取ることは不可能だと感じるのに時間は
かからなかった。
日本選手は伸び伸びとプレーを続け、集中を切らすことは無かった。

本当に日本のチームは、どんどん強くなっていった。
大会前の様子とは人が違うのではないかと思うほどだ。

日韓大会以来の決勝トーナメント進出。
あの時以上に今回の決勝トーナメント進出は意義がある。
次の対戦相手はパラグアイで、これまた大変な相手だが、
今の日本なら互角に戦えるのではないかと思わせる。

「目標はベスト4」

こう言っていた岡田監督の言葉が、夢物語ではない気がしてくる。
目標は高く持っていた方が良い。
イメージトレーニングだったとしても、今選手の心には
ぼんやりと姿が見えてきたのではないだろうか。

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2010年06月23日

韓国は決勝トーナメントに、フランスは予選敗退

いよいよ大詰めになってきたワールドカップ予選リーグ。
韓国は、先取点を取られるが、追付き、逆転した。
しかし、勝って望みをつなげたいナイジェリアも粘って
同点に追付き、引分けに持込んだ。

同時に行われていたアルゼンチンvsギリシャ戦で、ギリシャが
勝つと2位となって韓国は予選で敗退することになる。
でも、今大会絶好調のアルゼンチンは、ギリシャを2:0で降し、
韓国の予選リーグ突破、決勝トーナメントへの進出が決まった。

韓国は、日韓共同開催の時以来の決勝トーナメント進出となる。
アジア勢では、一番最初に決めた。

こうなれば、日本もその勢いに続いて決勝トーナメント進出と
行きたいところである。

一方で、強豪国が苦戦している中で、一番象徴的だったのが
フランスの予選敗退だ。
監督と選手の間のトラブルから、選手にまとまりが無く、
集中力にも欠けている。

どう考えてもフランスの予選突破は確実と思われていたが、
蓋を開けてみるとびっくりだ。
1敗1分けで臨んだ最終の南アフリカ戦。
フランスは大差で勝てば、まだ予選突破の望みがあった。
ところがどうだ。
逆に、フランスと同じく僅かな望みを持った南アフリカに
簡単に先取点を許すと、立て続けに追加点まで許した。
その直後、あわや3点目かと思われるシュートを放たれた。
これはオフサイドだったので救われたが、もしこれが入っていたら
ガタガタになっていたような気がする。

その後何とか1点を返し、追加点は阻んだものの、あの強いフランスとは
思えないくらいのプレーだった。
個人の技はあるが、選手間のまとまりがないとここまで
悲惨になるのかと恐ろしさすら感じた。

前々回のフランス大会では優勝、前回のドイツ大会では準優勝した国が、
こんなにも脆く崩れるものかと思った。
結果的に、今大会では最下位という汚名まで付いてしまった。

今非常にチームがまとまっている日本は、デンマーク戦でも
良いゲームをしてくれると信じている。
結果は、その時にならないとわからないが、力を出し切って、
胸を張って帰って来て欲しいと思う。

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2010年06月20日

ワールドカップ 日本はオランダに惜敗

ワールドカップ予選リーグ第2戦
日本は強豪オランダに堂々と立ち向かい、惜しくも0:1で負けた。
しかし、その戦い方は予想以上に善戦し、ひょっとしたら
引分けに持込めるかと期待させるほどだった。

直前にドイツがセルビアに負けたり、スペインがスイスに負けたりと
番狂わせが起きていた。
攻撃的なチームを徹底的に守りきり、少ないチャンスをものにして
勝った戦い方は、日本にとっても見本となるものだっただろう。

日本もオランダの攻撃をしのいで我慢のゲームだったが、
一瞬魔が差したかのような時間帯に先取点を許してしまった。
前回のカメルーン戦よりも攻撃にも力を入れ、何回と無く
得点のチャンスがあったのだが、それを活かしきることが出来ず
最小得点差で負けてしまった。

その後に行われたカメルーンvsデンマーク戦では、デンマークが
逆転して2:1でカメルーンを破り、勝ち点3をあげて日本と並んだ。
オランダは、既に勝ち点6をあげて予選通過を決めている。
日本とデンマークは文字通り予選通過に向けての決戦となる。
引分けでも日本の方が得失点差で上回ることになり、有利な状態だが
引分け狙いなどと言う戦い方では勝ち抜けないだろう。
デンマークも強いチームだけに、日本としては本当に死に物狂いで
戦わなければいけない。

昨日以上に盛り上がること必死のデンマーク戦。
悔いの残らないように頑張って欲しいと思います。

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2010年06月15日

ワールドカップ 日本カメルーンから勝ち点3

FIFA ワールドカップ南アフリカ大会、日本代表はカメルーンに
1:0で勝ち、初戦で勝ち点3を取った。

本大会前の親善試合であまり良い結果が残せないまま臨んだ
第1戦の相手はカメルーン。
決勝トーナメントに残るには、グループEで2位までに入らなければならない。
その為には、カメルーン戦で最低でも引き分けたかった。
それが予想を上回る勝利で、勝ち点3をもぎ取った。

試合開始直後は、両チーム共に慎重な立ち上がりで、カメルーンの監督は
かなり苛立っていた程だ。
日本は、相手の様子見といった感じでもあったが、相変わらず
攻めあぐねており、あまりチャンスも無いように思えた。

それが、前半39分に本田がシュートを決め、一気にムードが変わった。

カメルーンの攻撃を守りきった日本のディフェンダー陣。
いつもなら前線に乗り込んで行く闘莉王が、いないんじゃないかと
思うほど守備に徹していた。
(これは2試合続けてのオウンゴールの為かもしれないが)
中村俊介も出場機会が無かった。
徹底した岡田監督の考えだったのだろうか。

勝因の一つとして、昨日の日本代表は集中して、みんなが一つに
なって戦っていた感じがした。
後半の残り10分くらいから急に体力が落ちて失点してしまうことも無かった。
事実、時間の無くなって来たカメルーンのパワープレーにも耐え、
危なげないくらいに最後まで1点を守り抜いた。

正直言って、今回の大会では決勝トーナメント行きはまったく
期待していなかった。
と言うよりも無理だと思った。
昨日の試合を見ていると、ひょっとしたらと言う期待を
呼び戻してくれるくらい、久しぶりに見る締まった試合だった。

この試合の前に行われたオランダvsデンマークは、予想通りに
オランダが2:0で勝った。
1点はデンマークのオウンゴールだったけど、その圧倒的な攻撃力や
多彩な攻撃プレーは抜けている。
しかも主力のロッペンが抜けていてこれだ。
そのロッペンは日本戦から復帰すると思われているから大変だ。

オランダに負けたとは言え、デンマークも見ていて素晴らしいチームで、
勝ち点3を取ったと言っても、まったく楽な展開ではないことがわかる。
次の第2戦の勝敗によって、それぞれの方向が見えてくる。
日本はオランダに対して引分けに持込めればベストだが、
負ける場合でも失点を最小限にしないといけない。
守備が弱いと言われているオランダから得点できるか。
それが今後の行方を大きく左右することは間違いない。

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2010年06月11日

FIFAワールドカップ 南アフリカ大会開幕

まだもう少し先のように思っていたら、FIFAワールドカップ 南アフリカ大会が
いよいよ今日から開催されることとなった。

日本の試合は来週になるが、サッカーワールドカップは、
国に関係なく良い試合が見たい。
僕が個人的にすきなのは、オランダとドイツです。
どちらも攻撃的で、見ていて面白い。
他にも攻撃的な国はありますが、何故かこの2カ国は好きなんですね。

しかし、そのオランダと日本は第2試合で対決する。
どっちを応援して良いか迷うところです。

こういった国際的な大会は、全体としては日本を応援しながら、
スポーツとしては国関係無しに応援すると言うところですかね。

ここでいつも問題となるのが時差です。
アジア・オセアニア以外で行われるときは、いつも時差に悩まされます。
フィギュアスケートの時などは、夜に番組があるのでそれまでに
結果がわからないように情報を切っていたりしています。
ラジオなどでスポーツの話が出ると消してしまうと言う徹底振りで、
試合をライブ感覚で楽しんでいます。
それがサッカーワールドカップとなると、更に大変になります。
期間が長いし、あっちこっちで情報が流れてくる。
サッカーはもともと得点が少ないので、仮に1-0とかだと
最初に1点入ってしまうと後は点が入らないってわかってしまうから
見ていてもドキドキ感がなくなってしまいます。
番組を見るときにも気をつけておかないと、冒頭に得点シーンや
結果を言ってしまうことも多々あります。

こんなことをしながら楽しんでいる人もいるってことを
番組製作者はわかって欲しいものですよ。

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2010年03月30日

浅田真央 世界選手権で金メダル

イタリア トリノで行われたフィギュア世界選手権で、
高橋大輔に続いて浅田真央も金メダルを獲得した。
これで、男子と女子の両方を日本が制したこととなった。
まさに快挙と言えるだろう。

ショートプログラムでは、2位だった浅田真央は、フリーでは
確実な演技をし、ミスを最小限に留めた。
ただ、かなり慎重になっており、浅田真央らしい演技ではなく、
少しぎこちなさを感じるものだった。

ライバルのキム・ヨナは、ショートではまったく精彩がなく、
珍しくジャンプを失敗したり、今までとは別人のような演技だった。
順位はまさかの7位で、フリーの最終グループからももれてしまった。
フリーでは、前日のショートを引きずることなく、本来の演技に
少し近づいたようだった。
結果は、フリーのトップの得点を叩き出し、2位まで順位を押し上げた。

残念だったのは、ショートで浅田を抑えて1位だった長洲未来が、
メダルのプレッシャーからか、硬くなってしまいミスを連発して
7位と大きく後退してしまったことだ。
ショートの演技は、ジャンプ、スピンとも素晴らしい出来で、
来シーズンへの期待を思わせた。
まだ、大きな大会の経験が少ないことが、ここ一番で出て
しまったのだろうか。
しかし、フィギュア人気の高い激戦のアメリカを勝ち抜いてきた
実力を持っているのだから、その潜在能力、伸び代は十分に
あるものと想像できる。
来シーズンが楽しみな選手だ。

もう一人注目していたのが安藤美姫だ。
4年前のトリノオリンピックで15位と思うような成績が残せなかった。
その呪縛のようなものから抜け出そうとしてきた4年間。
運命の悪戯か、オリンピックイヤーの今年の世界選手権が、
そのトリノの同じリンクで行われた。
ショートプログラムでは、思うような演技ができず11位。
また4年前の記憶が蘇りそうだったが、フリーでは大きなミスもなく
滑りきり、4位まで順位を上げることができた。
まだまだ安藤らしさは見られないものの、一つ大きな区切りを
付けた大会だったのではないだろうか。

浅田真央は、固さはあるもののそつなく演技をこなしたにもかかわらず、
ジャンプで転倒したりしたキム・ヨナの得点を超えることは
できなかった。
今のルールの問題もあるだろうが、完成度とか表現力での差が
この結果となったのかも知れない。

いろいろなドラマがあったが、100回目となるメモリアルな大会で、
日本人が男子・女子共に金メダルを獲得したということは、
本当に素晴らしいことだ。
試合の結果はいろいろあるが、参加した選手たちに感動を
ありがとうと言いたい。
今後の得点のルール変更が、また選手たちにどういう影響を
与えるかわからないが、その決まったルールの中で素晴らしい演技を
披露してくれる事を願ってやまない。

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2010年03月26日

高橋大輔 世界選手権で金メダル

高橋大輔選手が、トリノで行われたフィギュア世界選手権で
金メダルを獲得した。
これは日本人男子としては初めての快挙だ。
しかも、今回が「第100回」だから更に記念となるだろう。

前日のショートプログラムでも、1位となった高橋は、
今日のフリーでも更に得点を重ね、見事優勝を勝ち取った。

オリンピックの1位ライサチェックと2位のプルチェンコが
出場していないので、高橋の金メダルが期待されていた。
逆に、プレッシャーも大きかったのではないかと思われたが、
本人は意外とプレッシャーも無く、楽しんで滑れたらしい。

他の上位選手にとっても、メダルへの期待が大きかった。
オリンピックで良い演技ができなかったジュベールの気迫は凄かった。
4回転ジャンプを得意としていたジュベールは、フリーで
2回の4回転を成功させるなど、優勝へ向けてのプログラムで
挑んだのだが、その緊張感から疲れが出たのか、他のジャンプで
失敗するなど、ショートに比べて精彩を欠いてしまった。

パトリック・チャンは、4回転を封印し確実な演技で挑んだ。
オリンピックの時のライサチェックとイメージがかぶる。
ジュベールは、プルシェンコと同じく技で挑む。
しかし、チャンもジャンプで失敗をし、思うように得点を伸ばしきれなかった。

最終滑走となった高橋は、やはりこだわっていた4回転に挑戦した。
しかも、成功すれば世界で初めてという「4回転フリップ」
ジュベールやプルシェンコがやっている「トゥーループ」よりも
難しいといわれるジャンプだ。
ただ、高橋自身はこの「フリップジャンプ」が得意なので、
あえて難しいと言われる方に挑んだ。
結果は回転不足で4回転とは認定されなかったのだが、
チャレンジしたことで彼自身もすっきりと出来たのかも知れない。

飛ぶ直前に少し引っかかったので、勢いがつかなかったのが、
回転不足につながったようだ。

その他のジャンプは大きなミス無くこなし、得意とする
ステップで得点を重ね、2位以下を大きく離しての優勝となった。

高橋は、やはりオリンピックの二人がいなかったことで、
やや満足できていないようだ。
条件が違うのだが、得点だけを比べると、オリンピックの二人を
僅かながら超える得点だったので、胸を張れる金メダルだと思う。

膝の手術から復帰して、ここまで力を付けたことに大きな拍手を
送りたいと思う。
オリンピックでもそうだったが、非常に楽しそうだったのが印象的だ。
まだ、滑れることに喜びを感じているせいだろう。
これが、次のシーズンとなれば、追われる立場で表情も
変わってくるのだろう。
また、気迫が前面に出た高橋を見るのを楽しみにしている。

明日からの女子に注目が集まっているが、高橋の優勝は
日本男子にとって大きな一歩となったことだろう。
本当におめでとうございます。

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2010年03月12日

バンクーバー パラリンピック

いよいよ明日から、バンクーバーでパラリンピックが開催されます。
オリンピックとこんなに期間が空いてたっけと思うくらい
時間が経っています。

正直、以前はよく知らなくて、何となく見てはいけないもののように
思っていた事もありました。
健常者と比べてレベルが低く、見てもつまらないのではと思われがちです。

僕が、パラリンピックに関心を持ったのは、大阪で「なみはや国体」が
あった時に、
パラリンピックのテレビCMで競技の様子を流していたのを見て、
今まで思っていたものと違うと言う事に気付いてからです。

たまたま近くで、バレーやバスケットがあったので見に行ったところ、
本当に目からウロコで、その迫力と凄さに圧倒されました。
見ているこっちの方が、大丈夫かと心配するくらいの激しさと
スピード、能力を見せ付けられました。
これは、違うスポーツなのだと思いました。

それから、見れるときには放送を見たりしていますが、
残念な事にパラリンピックの放送は殆ど無く、ダイジェストで
紹介されるくらいです。
夏はバスケットが面白かったですが、今回のバンクーバーは
冬のスポーツです。
冬のスポーツと言えば、なんと言ってもその迫力が凄いのが
アイススレッジホッケーでしょう。

これは、スレッジと呼ばれる2枚の刃をつけたソリに乗って
行うアイスホッケーです。
下肢に障害を持つ人が参加できます。
意外と知らないのが、こういうスポーツは障害者だけのものではなく、
健常者も条件を合わせて参加する事が出来るんです。
但し、国際競技などには参加できませんけどね。

競技者は、両手にスティックを持ち、これで漕いで進んだり、
シュートを打ったりします。
健常者のアイスホッケー同様、ぶつかったりするのですが、
当りはこちらの方がきついかも知れないくらい凄いです。

他にも沢山の競技が行われますから、機会があったら是非見て
応援して欲しいですね。
もっと、放送枠も取って欲しいです。
頑張っている姿は、健常者も障害者も無いから、本当に感動するし、
今までの常識のように思っていた事が変ります。

日本の選手だけではなく、参加するみんなを応援したいです。

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2010年02月27日

浅田真央 銀メダル

注目の女子フィギュアは、キム・ヨナ選手が金メダル、
浅田真央選手が銀メダルとなった。

ショートプログラムの順位はそのまま変らず、上位3人が
メダル獲得となった。
キム・ヨナは、プレッシャーをはねのけてほぼノーミスの演技をし、
フリーの最高得点を出した。
その後に滑る浅田真央は、演技中は音楽を聴いて集中しようと
していたが、得点が出る前にリンクに入らなければならず、
キム・ヨナに対する歓声を聞かざるを得なかった。
これに動揺しないわけには行かなかっただろう。

演技も、こだわり続けたトリプルアクセルを2回決めるなど
やることはやったのだが、少しミスが出てしまったのが
この差となって表れたのだろう。

3位となったロシェット選手は、試合の直前にお母さんが急死すると
言う中で立派に滑りきり、メダルを獲得した事には惜しみない
拍手を送りたい。

日本の他の2選手、安藤美姫選手と鈴木明子選手も、それぞれ
5位と8位で揃って入賞した。
男子と合わせて参加した6選手がみんな入賞したという事は、
今の日本のレベルが相当高いと言う事を証明した事になる。

みんなそれぞれに想いがあり、ドラマがある。
その中で見事な演技を見せてくれたことに、心から拍手を送りたい。

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2010年02月20日

高橋大輔 男子フィギュア初のメダル

高橋大輔選手が男子フィギュア初の銅メダルを獲得した。

話題は女子フィギュアの集中しがちだが、今の男子もかなりの激戦で
楽しみな競技の一つだった。
日本人3人を含み、優勝候補がずらりと揃っている。
最有力のライサチェック(選手の表記は省略します)、
ジョニー・ウイア、ランビエール、パトリック・チャン、
ジェレミー・アボットだけでも大変なのに、引退したはずの
プルシェンコとジュベールが参戦してきた。

高橋は、大怪我をして膝にメスを入れ、一昨年は試合に
出れない状態から、昨年復帰しオリンピック代表に選ばれた。
辛いリハビリに耐え、結果として間接の可動域が拡がると言う
良い方向へ変えて行った。

ショートプログラムでは、上位3選手が頭一つ抜けており、
結果その貯金を保ってメダルを獲得した。
フリーでは、4回転ジャンプをするかしないかがメダルを
決めるとまで言われていた。
4回転を得意とするプルシェンコは、当然のごとく飛ぶと公言。
高橋もここまで来たらチャレンジしたいと意欲を示していたが、
ライサチェックは4回転に難色を示していた。

小塚は、見事に4回転を決めたものの、後半は疲れの見える演技となり、
8位入賞に留まった。
織田は、4回転を回避し、確実な演技に努めていた。
終盤に、シューズの紐が切れて演技を中断すると言うアクシデントが
あったが、最後まで演技を続け7位となった。
実は、紐は以前から切れていたらしいのだが、新しい物に取り替えると
馴染まないと言う事から強行する事にしたようだ。
結果的に試合中に切れてしまうという最悪の事態となってしまった。
シューズの紐は、素人が考えるほど簡単な物ではなく、
非常に微妙な感覚なのだと改めて感じた。

高橋は果敢に4回転にチャレンジし、転倒してしまったものの、
その後は何とか取戻しやりきったと言う感じだった。
今年は試合でも調子が悪く、前日の練習で成功した1回目のチャレンジで
良い感じを残したまま封印した。

プルシェンコは、他の選手に見せ付けるかのように、リンクに遅く入って
4回転を一発で決め、そうそうに引き上げた。
ここで既に戦いは始まっているのだ。

本番でも4回転は飛んだものの、3連続ジャンプが出来なかったり、
演技にも精彩を欠いていた。
ショートでも緊張したと言っていたが、プルシェンコらしい
華麗な演技ではなく、何処と泣く投げやりな感じがしていた。
王者の貫禄を見せているようだったが、逆にそれだけ緊張して
いるのではないかと思った。
技をやれば得点は稼げると言う計算だったのかもしれない。

一方、ショートで2位となったライサチェックは、4回転の大技は封印して、
他の技を完璧にすると言う作戦に出た。
これは、前回の女子で荒川が取った作戦に似ている。
リスクを避けて、確実な演技をする事で得点を重ねて行くと
言う手法だった。

その分、ライサチェックの演技には余裕が有り、長い手足を使った
表現も見る者を引き込むものだった。
ジャッジにも好印象を残して演技を終る事が出来る。

大技を競い合うようになれば、軽業師のようなものとなり、
表現が雑になりかねない。
今回のプルシェンコの演技が、その典型のような物だ。

この後に控える女子の方も、ジャンプの成功が鍵となりそうだが、
ジャンプよりも表現力に力を注ぐキム・ヨナと浅田、安藤の演技の出来が
勝敗を分ける事となる。
演技に派手さは無いが、鈴木の存在もダークホースとなるかもしれない。
丁度、トリノの時の荒川的存在だ。

今後採点方式がどうなるのか。
多分また変るのではないかと思われる。
選手たちはその都度振り回される事となる。

話を戻すと、日本の3選手は揃って入賞すると言う快挙を果たした。
これは、男子フィギュアにとって輝かしい結果だ。
これからも男子は戦国時代が続いて行きそうだ。
高橋は、重い扉を開いて歴史を変える一歩を示した。
若い選手も次々と出てくるだろう。

日本人選手だけではなく、他の選手たちにも拍手を送りたい。

女子も終った後の、エキシビションが非常に楽しみであると同時に、
なんと豪華な顔ぶれなのかと、直に見れる人が羨ましくなる。

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