2008年01月30日

ハンドボールは男女共に韓国

昨日の女子に続き男子も韓国が北京五輪の代表となった。
女子の場合は、対戦成績から韓国の方が断然有利だった。
結果も如実に表れている。
男子も対戦成績からは、韓国の方が有利に違いなかったが、
最近の試合ではほぼ互角に近い成績だった。
日本で開催と言う事もあって、やや有利かと思えたのだが、
逆にプレッシャーになった事もあったかも知れない。

結果的には、3点差で惜しかったともいえるのだが、途中から
韓国にリードされたまま同点に追いつく事すら出来なかった。
最後の追い上げは見ごたえはあったものの、最後まで点差を
詰めれなかったのが敗因となった。

しかし、今回の再試合を出来た事で勝敗関係なく納得の行く試合が
出来た事が一番良かったのではないだろうか。
破れた日本は、これから最終予選で北京出場をかけて戦う事となる。
アジア連盟がどう出てくるかは別として、正々堂々と戦える
場が出来た事が最大の収穫だっただろう。

今日の試合を見ていても、韓国は強かったし頑張って欲しい。
日本も参加できるに越した事はないが、本当の力と力の試合は
見ているほうも気持ちが良いものだ。

日本・韓国は東アジアの連盟設立に力を入れて行くのだが、
実現できる事を願っている。
多分、五輪の出場に関してはまだ一波乱ありそうなので、
世界連盟が毅然と対処してくれる事を願っています。

どんな事情があったとしても、スポーツにお金や政治は介入しないで
欲しい。それが世界の平和に繋がるのだから。
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2008年01月29日

未知との遭遇

UFOの話とか映画の話ではない。
タイミングが送れてしまったマラソンの話です。
日曜日に行われた「大阪女子マラソン」でのこと。
もう既に何回も見たでしょう、福士選手のマラソン初挑戦は
失敗に終りました。

今から言うのではないですが、大会の前の予想で僕は福士選手が
途中から体力がもたないのではと思っていた。
これまでのトラック競技では、適無しと言われていたが、
僕の記憶では肝心な時に思うような結果が出せずに敗れた時の姿が
思い出されて、今回も多分ダメなんじゃないかなと思っていた。
これは、全く何の根拠もない話で、素人の勝手な思い付きです。
ところがレースの前になると、前評判が高く期待が集まっていた。
レース開始から凄いスピードで後続を引き離し、完全な独走態勢で
終盤へと進んでいった。
解説者も小出監督さえもこのまま30キロ過ぎまでは行くだろうと
太鼓判を押していた。
ところが30キロを過ぎて35キロに近づくと、とたんに失速して
フラフラになってしまった。
次々と後続に抜かれて、最後にはゴールすら危うくなるほどだった。

あれほど褒め称えていた解説者たちも、やはり練習量が足りなかった
だとか、経験が足りないとか言い出した。
思ってはいたけど言えなかったのかも知れないが、後になって
言うなよと言いたかった。

それよりも、マラソンと言う競技の恐ろしさを知った。
正月の箱根駅伝でも棄権が相次ぎ問題となったが、大学生と
実業団のプロランナーとは違うと思っていた。
通常は、途中で止める事も有るらしいが、福士選手にとっては
止める事が出来なかったレースだったのだろう。
マラソンの練習期間としては1ヶ月と短く、走りこみも30キロ走くらい
までしかやっていなかったらしく、まさに未知の距離になった
とたんに体がついてこれなくなってしまった。

何事も経験しているといないとでは大違い。
感動と共に貴重な教訓を得た気がした。
今後福士選手は、本業のトラック競技で北京を目指すようなので
頑張って欲しいと思います。
そして残り一枚のチケットを争って行われる名古屋マラソンは
熾烈な争いになりそうです。
見る側としては面白くなりました。
選手たちは、悔いの残らないように頑張って下さい。
posted by ツボ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月07日

ハンドボールやり直しを拒否

アジア・ハンドボール五輪予選のやり直しが決定したはずなのに、
アジア・ハンドボール連盟(AHF)はそれを拒否して、やり直しは
しないと決めたようだ。

事の発端は、アジア予選でのクウェートチームに有利なジャッジが
行われている通称“中東の笛”と呼ばれるものだ。
日本と韓国は、韓国vsクウェートでの38の不正なジャッジを納めた
DVDを配り、国際ハンドボール連盟(IHF)にやり直しを申し出て、
IHFがそれを認めた。
そのIHFに対してAHFは拒否をすると言う決定をする事がおかしい。
AHFはIHFの下部組織であり、その決定には従わなければならない
はずなのだが、そこには様々な問題が潜んでいるようだ。

AHFの組織は、実際のところクウェートによって握られており、
決定権はクウェートにしかないに等しい。
何故そういう事態になるかと言うと、ハンドボールのような
マイナーな競技の場合、資金が集まりにくく、そのお金を
クウェートに依存してしまっているのが原因のようだ。
極端な話、クウェートが資金面で全面的に退いてしまうと
大会そのものが出来なくなるようになるかも知れないのだ。
そこにハンドボールの闇があり、これまで10年以上も前から
こういう不正が行われ続けているようだ。

代表国の決定もタイムリミットがあり、クウェートはその時間稼ぎを
しているとも言われている。
もしこのままで行かざるを得なくなると、後に行われる
世界予選を勝ち抜いて行かなければならず、日本と韓国が揃って
出場する事は無理だろう。

他の競技でも、どこかの国の力が強くてルールを変えたりする事が
目立ちだしている。
そこにはフェアプレーの精神など無く、お金によってスポーツを
捻じ曲げてしまっている様子が見える。
生活レベルの経済だけではなく、純粋であるべくスポーツまでも
マネーゲームの対象となってきているのだ。
お金が全てと考える一部の人間によって、我々の生活や娯楽が
弄ばれてしまっている事は、本当に悔しい気持ちで一杯である。
本当にそのスポーツが好きならば、勝ち負けだけにとらわれずに、
純粋に愛し、応援して欲しいものだと願う。
例に挙げるのは申し訳ないが、阪神ファンなどは勝とうが
負けようがその応援する姿勢は変わりない。
こういった気持ちでバックアップして欲しい。
ジャッジで不正をするのではなく、選手の強化をして堂々と
勝ってくれたら誰も文句は言わないのに。
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2007年11月22日

反町ジャパン北京五輪出場決定

昨日行われた北京五輪アジア最終予選C組で、首位の日本は
2位サウジアラビアと0-0で引分け、北京五輪の出場が決った。
日本は勝ち点でリードしていた為に、勝つか引分けで良かった。
この大事な最終戦が、ホームの国立競技場で出来たのもラッキーだった。

一時は、出場が危ぶまれる時もあったが、後半に入ってからの
日本チームは集中力もありまとまっていた。

ワールドカップ日本代表チームのオシム監督が、倒れてからの
集中は素晴らしく、チーム一丸となって戦っていた。
未だ意識の戻らないオシム監督への気持ちが、選手達の気持ちに
作用したものは大きかっただろう。
これまで得点力不足と言われていたが、それなりに得点できる
チームへと成長しているのかも知れない。

4大会連続の出場となった反町ジャパン。
五輪出場おめでとう。
メダルにはこだわらずに良いプレーが出来る事を願っています。
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2007年11月16日

プロ野球中継

日本のプロ野球の日程は全て終わりまして、これからは
星野ジャパンの活躍に注目です。

高校生と社会人のドラフトが別れてから、何だかドラフトが
よく分からなくなったような気がします。
ストーブリーグもそろそろ始まっており、FA権の行使で
またもや巨人がごそっと取りそうな気配もしているし、
ますます日本のプロ野球が面白く無くなってきたような感じ。
今年は、テレビの放送も少なくなり、読売ですら巨人戦を
放送しなくなった。
優勝が決る試合も地上波での放送が無いという有様。
クライマックスシリーズと名付けたリーグチャンピオン決定戦も
放送延長が無かったりと、やる気の無さが露呈していました。

このままだと来年の中継も、歯抜け状態でドンドン関心が薄くなって
行くのは目に見えていますよね。

そこで提案です!

来年のプロ野球の放送は、その時の首位球団の試合を放送することに
してはどうでしょうか。
開幕から20試合くらいは、巨人戦中心でも良いし、前年の
優勝チームと言うことにしておいて、その後は首位チームの試合を
流すと言った具合にしたら、各チームも張り合いが出てくるし、
いろんなチームのファンも楽しいと思う。
同率で並んでいる場合は、以前から首位だったチームが優先。
でも、残念ながらパ・リーグは難しいかな。
前年日本シリーズで優勝したリーグを放送するとしたほうが
面白いのでしょうが、放送と言うことから視聴率を取りにくいのでセ・リーグのみと言うことになるでしょう。

放送局は大変かも知れないけど、放送権料を得るということからも、
球団も必死でチームを応援するでしょうし、選手たちも
やりがいがあると思います。

各放送局の人がこれを読んでくれたら、是非一度考えてみてください。(笑)
低迷するプロ野球を盛り上げる方法かも知れないですよ。
posted by ツボ at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月02日

中日が継投でパーフェクト日本一

昨日の日本シリーズ第5戦で、中日は1-0の僅差で逃げ切り
日本一に輝いた。
しかも、この大舞台で山井〜岩瀬の継投で日本ハムをパーフェクトに
抑えての勝利となった。

この継投策は、名采配とも非情とも言われる、今後語り継がれる
采配となったであろう。

途中味方のファインプレーにも助けられ、8回までパーフェクトに
押さえていた山井投手。
中日のリードは僅かに1点だった。
この日の山井投手は、ギリギリではなく比較的安定間を
持って投げていた。僅かあと3人を抑えれば史上初の日本シリーズでの
パーフェクト試合となる。
もともとパーフェクトは、公式戦でも13年前の槙原投手以来出ていない。
ましてや、日本シリーズで、しかも優勝を決める試合となれば、
多分今後二度と起こらないであろう事だった。
そこをあえて勝ちにこだわって、中日のスタイルである
抑えの切り札岩瀬投手に交代させたのだ。
落合監督が、今年は日本シリーズ制覇に駆けてきたのは、
この采配に良く表れている。
個人の記録よりも、チームの優勝にこだわったのだ。
山井投手以上に厳しい選択をしたのだと思う。
が、しかし、日本のプロ野球を考えた時に、この決断が正しかったと
言えるのかは疑問が残る。
交代で出てきた岩瀬投手にかかるプレッシャーも相当な
ものだったであろう。もし自分が打たれれば、何の為に交代したのか
分からなくなる。山井投手のパーフェクトを止め、落合監督の
采配さえも間違いだった事にしてしまう。
結果的には、3人できちんと締めて、継投でのパーフェクトを
達成した事になったが、本当に一か八かの賭けだったであろう。

個人的に言えば、一人でもランナーを出した時には交代させると
言うことで良かったのではないだろうか。
結果的にもし負けたとしても、3勝2敗でまだリードしている。
敵地札幌に行く事での不利はあっても、リードしている事には
変わりは無い。ここで、去年負けていると言う事が余裕を
無くさせていたのだろう。
日本一を逃したくないと言う事。それはチームの悲願でもあり、
落合監督の個人的な希望でもあったのではなかったか。

恩情で負けたといわれるかもしれないが、あそこではチャレンジ
させるべきだったと思う。
日本のプロ野球至上に、永遠に輝く記録となったかもしれない。
言葉は悪いが、今年中日が優勝したことなど、何年かすれば
記憶の片隅に消されてしまうもの。
しかし、優勝を決めたパーフェクト試合は、永遠に記憶に残っただろう。
達成出来たか、出来なかったかは、今となれば永遠の謎となって
しまったが、そのチャンスを奪ってしまったことだけは
確実に事実として残ってしまったのだ。
posted by ツボ at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月28日

日本人シリーズ?

ワールドシリーズ第3戦は、注目のレッドソックスの松坂投手の先発。
相手のロッキーズには西武時代の先輩の松井稼頭央選手がいる。
この二人が、メジャーリーグのワールドシリーズで対戦するなど
誰も想像できなかった事だろう。
鳴り物入りで入団した二人。
松井は、ヤンキースの“ゴジラ”松井よりも良い選手だとの
評判があり、結果の出なかったニューヨークメッツ時代は、
かなり厳しい批判に晒されてきた。
今年からコロラドのロッキーズに移籍して開花した。と言うか、
伸び伸びとする事で松井本来の働きができるようになったと
言う事かも知れない。
一方、松坂は莫大な契約金でクローズアップされ、それなりの
成績を残しているにもかかわらず、その評価は当初期待された
ものとは違うだろう。
そして、何より驚くのが岡島投手の活躍ぶりです。
巨人時代を知る人から見れば、今の活躍は到底想像できないし、
何でこんなに出来るのと首を傾げてしまうほどだ。
巨人時代の岡島投手は、とにかくノーコンピッチャーだった。
ランナーが溜まっている時にリリーフで出て来ようものなら、
たちまち押出しにしてしまうのではないかとハラハラした物だ。
良い時には良いが、乱れ始めると止まらない。そんな印象でした。

そんな3人が、今この大舞台で戦っているなんて嘘みたいです。
今日は、松坂が投げて勝利投手になり、松井が打ってチャンスを作り、
ピンチになった後を岡島が抑える。。。。となれば最高でしたが、
シーズン中に登板が多く疲れている岡島は1点差まで迫られる
3ランを打たれてしまった。
第2戦では好リリーフを見せたものの、さすがに今日は無理でしたね。

しかし、日本人がこれほど活躍するシリーズは無かったでしょう。
結果は、レッドソックスが勝って3連勝。ワールドシリーズ・チャンピオンまで
あと1勝と王手をかけました。
もう少しこの対戦を見たいので、ロッキーズには頑張って
挽回して欲しいですね。
ここまでどちらを応援して良いか分からない試合も無いですよ。
第7戦までもつれて、もう一度松坂が登板するのを見てみたいと言うのは、
勝手な意見なんでしょうね。(笑)
posted by ツボ at 23:56| Comment(0) | TrackBack(1) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月22日

今年のセ・リーグは大混戦

久しぶりの野球ネタです。
今年のセ・リ−グは、近年に無いほどの大混戦ですね。
大抵2チームくらいの混戦はあっても上位3チームがこれほどまでに
もつれる事は、あまり記憶が無いです。
一時は、阪神が断然有利だった時もあったけど、気が付いてみれば
中日がグッと出てきて一歩リードか?
巨人も珍しく最後の粘りを見せて頑張っている。
引分けが多い分だけ阪神が有利と見られていたのに、中日の
残り試合数から考えると中日の方が有利か?
巨人は、残り試合数も少なく一見不利に見えるが、逆に考えると
中日のと直接対決を勝ち越すと、あとは横浜とヤクルトだから
一気にトップに出てくる事も考えられる。
中日は、巨人・阪神との直接対決の結果が優勝を大きく左右するだろう。

いずれにしても今年からセ・リーグでも取り入れられたプレーオフ制度が、
ここまで納得する形でスタートできたのは、今のプロ野球界にとっては
良いことではないだろうか。
これだけの混戦だから、最終的にどこが一番かなんてみんな
紙一重のところにいる。
あの時の審判のジャッジがなんて事も言い出しかねない。
このプレーオフできっちりカタをつけるのは良いだろう。
テニスのタイブレイク、サッカーのPK戦のようなもので
緊張感もあり、仕方がないけど勝ち負けがはっきりする。

今年のセ・リーグは、この3チームの最後の試合まで楽しめそうだ。
下位チームに負け越すチームが出てくれば、優勝戦線からは
脱落する事になる。
この週末から、来週・来月の頭にかけて久しぶりにプロ野球の
視聴率が高くなる事だろう。
posted by ツボ at 13:05| Comment(0) | TrackBack(1) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月19日

古田が去る

ヤクルトの古田敦也選手兼任監督が今期限りで辞めることになった。
監督の辞任が伝えられたばかりで、選手としても引退することになった。
今年は殆ど試合に出る事も無く、肩を痛めているのが原因でしょうが、
実際選手としては惜しい人材です。

古田といえば、野村監督に見出されてキャッチャーとしては
当時日本で一番のキャッチャーでした。
野村ID野球を引き継ぎ、相手チームからは本当にいらしい存在
だったことでしょう。
キャッチャーとしてだけではなく、バッターとしても4番を打ち、
首位打者も獲得するくらいの好打者でした。

ヤクルト黄金期の後は、チームの中心的存在として活躍し、
チームだけではなく野球界にとっても重要な選手でした。
パ・リーグ再編問題では、選手会の代表としてオーナーたちとやり合って、
今の東北楽天の形で残すことに尽力した。
試合を行いながらの交渉は、結果的に古田の選手生命までも
縮めたのではないだろうか。
決定的なのが兼任監督の役目だ。
ただでさえ神経を使うポジションのキャッチャーをやりながら
監督業をこなす事は難しい。
野村監督の時代と違って、今は緻密なデーターを基に戦っている。
当然選手としても成績は落ち、それがチームに影響を及ぼして
チーム成績も下がる。ある意味でわかっていた結果ではないのか。

選手としてやりきっていない古田の悔しさは、はたから見ていても
十分伝わってくる。それが今日の会見での涙に繋がったのでは
ないだろうか。
選手としての引退がボケてしまい、監督としてチームの不信で
自任する事になってしまった。
本当に悔しい思いで一杯だろう。

ここまでの古田選手(あえて選手といわせてもらう)の活躍に
感謝の意を表したい。
暫らくは現場を離れて、自分を見つめなおす時間は必要だろうが、
必ずまた現場に戻ってきて欲しい選手である。
まだ試合は残っているが、ここまでありがとう。お疲れ様でした。
posted by ツボ at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月06日

松坂メジャー初登板で勝利

やっぱり怪物ですね。
レッドソックスに入団した松坂投手のメジャー初登板。
凄いプレッシャーだったと思いますが、日本で投げている時と
同じだと言うように平然としていました。
ホームランで1点失ったものの、7回1失点10奪三振と素晴らしいデビューを
果たし、チームも4-1で松坂の初先発を勝利で飾りました。

試合後のインタビューも淡々としたもので、喜びに溢れた会見といった
感じではなかったですね。
これも彼らしい照れというか、クールな一面を出したわけですが、
きっと倫世夫人とお祝いをしたのではないでしょうか。

松坂投手の調子は、さほど良いとは言えなかったようです。
しかし、それでも要所を締めて抑えていた。ホームランの1点は、
ある意味では仕方が無い失点でしょう。ランナーを出した時に、
後のバッターを抑える事の方が重要になってくるのですから。
気温も低く、マウンドも高く硬い、そして何と言っても敵地、
アウェーでのデビューだったのですから、今日の出来は満点でしょう。
次は、本拠地のボストンで登板するみたいなので。この時に、
松坂投手の本当のピッチングが見られる事を期待しておきましょう。

それにしても、松坂投手の精神力は凄いですね。
posted by ツボ at 10:32| Comment(0) | TrackBack(27) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月24日

安藤美姫が優勝

世界フィギュアの女子シングルで、安藤美姫選手が優勝しました。
浅田真央選手も2位と、日本の選手が金・銀のダブル入賞です。

後半の上位6人の選手に選手による戦いは、ショートプログラムで
3位のカロリナ・コストナー選手がいきなりジャンプで2度も
転ぶという波乱のスタートとなった。
それだけプレッシャーが凄いのだろう。

ショートでは1位だった韓国のキム・ヨナ選手も、始めは確実な
演技をしていると思ったが、ジャンプで転倒してしまった。
予てから腰痛に悩まされていると伝えられていたが、フリーの
長い時間には耐えられなかったのかも知れない。
これでキム・ヨナ選手の優勝は苦しくなったが、日本の選手も
同様にプレッシャーはあり、失敗すればキム・ヨナ選手が
上回る可能性はある。

次に滑った浅田真央選手は、確実な演技で滑り終え、2位の
キム・ヨナ選手を大きく引き離してトップに躍り出た。
本人も納得の演技だったのだろう、終った瞬間から涙が溢れ
止まらなかった。
浅田真央選手の高得点で、安藤選手の優勝はかなり危うくなった。
ミスをすれば確実に負ける。しかし、無難にまとめてしまっても
浅田真央選手を上回る事が出来るかは微妙だった。
4回転ジャンプを成功させれば、まず勝つ事は出来るのだが、
当然失敗すれば優勝はおろか、2位も危なくなるかも知れない。

安藤選手が出した結論は、4回転を飛ばないことだった。
たぶん滑る前にコーチと話し合っていたのは、この事を確認して
いたのだろうと思う。
リンクに降り立った時の安藤選手の表情を見ても、4回転に
挑戦しない方が良いと思った。
最終滑走者の緊張だけではないこわばった顔がそこにはあった。
復活した時の気迫に満ちた顔ではない。
少し自信無げに、必死で戦おうとしている顔だった。

演技が始まり、最初のコンビネーションを成功させて少しホッとした。
その後も何とかミスなく演技をまとめ、無事に滑り終わった。
途中で、ここまで来れば笑みも出るかと言うところでも
表情はこわばったままで、最後まで安藤選手らしい笑顔は
見れなかった。それだけ苦しい演技だったのだろう。
逆に言えば、これくらいきついプレッシャーの中で、ここまで
抑えた確実な演技が出来た事は、今後の安藤選手にとっては
大きな収穫だったに違いない。

得点の結果は、浅田選手に比べれば低いだろうから、前日の
ショートプログラムとの合計争いになるだろうと感じた。
テクニカルが伸びれば勝てるか。。。
合計は僅差で浅田真央選手を抑えての優勝。
決った瞬間に、安藤選手は驚きの声を上げて喜び、泣いた。

浅田選手にとっても、ショートプログラムでのちょっとした
ミスで苦しみ、安藤選手にとっては自分の中の迷いとの戦いだっただろう。
二人にとって非常に意味のある大会だった事だろう。
世界選手権で、日本の選手が1位・2位を独占するなんて
考えられない事でしたが、今日それが現実のものとなりました。
前日7位と出遅れた中野選手も追い上げて5位に浮上。
益々日本フィギュアは、強くなって来たと言えるでしょう。

安藤美姫選手、浅田真央選手、おめでとう。
明日は安藤選手には、エキシビションで楽な気持ちで4回転を
飛んで欲しいと思います。
posted by ツボ at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月23日

高橋大輔 男子初の銀メダル

やりましたね、高橋大輔。
男子フィギュアでは世界大会で初の銀メダルです。
始めの4回転で手をついてしまってダメかと思いきや、
後の演技を確実に決めて2位になっちゃうとはほんとビックリです。

今までは、ず〜〜〜〜っと昔に佐野稔選手が銅メダルを取ったのが
最高で、男子はもう世界とは争えないような感じになっていました。
それに引き換え女子の活躍は目覚しいものがあり、浅田真央選手を
筆頭に、復活が期待される安藤美姫選手や、中野友加里選手など
可能性のある選手が沢山います。
引退してしまったけど荒川静香選手は、オリンピックで金メダルと言う
快挙までやってますからね。

ランビール選手が素晴らしい演技を行って、その時点で
トップに立ち、無敗が続いているジュベール選手にプレッシャーを
かけたかと思ったら、
勝ちを意識した確実な演技で楽々トップを奪い取った。
最後に滑る高橋選手には、いやがうえにもプレッシャーは
あったでしょう。
その開始早々の勝負の4回転で、見事飛んだものの手をついてしまった
のだから、普通ならここで崩れても仕方ない場面だった。
ところがこの日の高橋選手は違っていた。
とにかく勝ちたいという気持ちが、良い方に出て気迫溢れる演技で
完璧に滑りきった。
フリーの演技ではトップの成績だったが、前日のショートプログラムでの
得点が今ひとつだったために、ジュベール選手を抜くまでには
至らなかった。
しかし、これは今後日本の選手がトップ争いうを出来る事を
証明した事となり、今後に期待が膨らむ。

今夜は、女子のショートプログラムが始まる。
この勢いに乗って、日本の3選手が活躍する事を祈る。
posted by ツボ at 19:03| Comment(0) | TrackBack(3) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月21日

亀田興毅タイトル防衛

昨日の亀田興毅の初防衛戦は、文句なしの結果で見事タイトルを
守って勝利した。
前回の試合では、疑問の残る形でのタイトル奪取となったので
かなりのプレッシャーがあっただろう。
今までのKOにこだわった試合運びではなく、ポイントを取りながら
KOを狙うという戦術に変えていた。
足も良く動いていて、対戦相手のランダエタはその動きについて
いけてなかった。
前回のときに文句を言っていた人たちも、この結果には文句を
言えないだろう。手数も有効打も完全に亀田の方が勝っていた。
今後防衛記録を何処まで伸ばすか分からないが、やるからには
頑張って欲しいと思う。
少し大人になった様子が見れたのは良い事ではないだろうか。
テレビ局や周囲の大人たちに振り回されてきたが、これでやっと
落ち着いてボクシングが出来るようになるかも知れない。
少なくとも才能を持った少年である事は間違いない。
雑音はあまり入れずに、その才能を伸ばしてやって欲しい物です。
posted by ツボ at 20:31| Comment(0) | TrackBack(1) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

松坂投手 レドソックスに入団決定

ついにメジャーリーガー松坂の誕生ですね。
交渉期限ぎりぎりまで話し合われたみたいですが、入団する事は
決っていたように思います。
ポスティングの額も破格だったし、小さい頃からの憧れの
メジャーで球団としても問題ない。あとは、交渉人のボラス氏の
問題だけだったのではないかな。

それにしても凄い契約金ですよね。
6年契約で約60億円。
年間10億の年俸ですからね。
これって一生ものだと凡人は考えてしまいますよね。

詳しい契約内容は発表されていないし、今後まだ決めて行くのだと
いわれているのでわかりませんが、多分家賃もタダ、トレーナーや
マッサージもタダ、家族の渡航費用もタダのようです。
あとは食事代とか、遊ぶお金くらいかな?
どうせグローブとかシューズなどの用具はメーカーが作ってくれる
だろうし、何か買う以外は使うところも時間も無いんじゃないの?

一説によれば、契約で毎年少しずつ貰って、リタイアした時から
もう少し多く貰うようにできるので、そうするのではないかと
言うことです。一度に沢山貰うと税金も多くかかるから節税にもなるらしい。
これ以外にもコマーシャル契約もあったりで、松坂の稼ぐお金は
計り知れない物になるでしょう。
松坂クラスだとコマーシャルの契約だけでも食っていけるんじゃないのかな。
だとすれば、この60億はリタイア後の生活費としては十分すぎる金額です。

まだ26歳だと言うのに、既に一生のお金を稼いじゃって
今後アホな使い方さえしなければ、お金の事を考えないで生きて
行けるって凄いことだなぁ。
凡人の僕には想像も出来ない事です・・・

松坂投手、レッドソックス入団おめでとうございます。
メジャーリーグでの活躍を期待しています。

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2006年10月29日

新生ミキティー誕生

アメリカで行われていたグランプリシリーズで逆転優勝した。
前日のショートプログラムでは、浅田真央に続いて2位だったが、
フリーの演技で1位の浅田真央がジャンプを2回不成功に終わり
制裁を書いてしまった。アメリカの世界選手権女王だった
キミー・マイズナーは素晴らしい出来で浅田を抜いてこの時点で
1位になったのだが、その後で登場した安藤美姫はノーミスで
演技を終わり自己最高得点を20点も上回る高得点で見事
逆転優勝を果たしたのだ。

この日のミキティーの演技には、鬼気迫るものがあった。
多少硬くも見えたのだが、得意とするジャンプも4回転は封印し、
確実に決めていった。もともと体が硬いと言われていたところを、
演技とポーズで補ったように思えた。見ていて無理がなく
自然に見えたのは練習の成果だろう。
特別な大技はなかったが、その完成度にこだわったような演技は、
見る者をひきつけその世界に引き込んだ。
オリンピックで思うような演技が出来ずに悔しい思いをした事が
今日の演技に繋がったのだろう。

チャリティーを目的に始めたホームページも、2回目のトゥインクルバンドの寄付を終えた時点で一旦休止した。
マスコミに騒がれ、募金活動も売名行為のように言われたりもしたが、
学生生活と一回止めようとしたスケートに集中するための
決断だったのだと思う。
その結果が今日の優勝に繋がっているのだと感じた。
今後まだグランプリシリーズは続いて行くのだが、この勢いを保って
総合でも優勝して欲しいと願います。

今日はショートプログラムの時のような“ミキティースマイル”は
見られなかったが、やはり安藤美姫には笑顔が似合う。
負けて一皮剥けた安藤美姫。
今までとは違うミキティーがそこにいた。
ずっと笑顔が見れる事を期待しています。

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