2006年10月27日

日本ハム44年ぶりの日本一

北海道日本ハムファイターズが対戦成績4勝1敗で中日ドラゴンズを
破り44年ぶりの日本一に輝いた。

北海道で日本シリーズをするのも始めて、当然北海道のチームが
日本一になるのもはじめてのことだ。
高校野球でも全国制覇をしており、今北海道の野球は乗りに乗って
いると言えるでしょう。

このシリーズは似たもの同士の戦いと言われていて、予想がつかない
ゲームが予想されていた。
結局どちらが先に普段の野球ができるかが勝負でした。

第1戦は、両チームとも緊張していて、たまたまチャンスを生かせた
中日が取ったが、ホームの中日は第2戦になってもまだ緊張していた。
一方、初戦を落とした日ハムは当然まだ硬かったのだが、
第2戦を逆転で勝った時に吹っ切れた感じがした。
1勝1敗のタイに見えるが、第3戦が札幌と言う事で日ハムの方が断然
有利になった。予想では第3戦・4戦は日ハムが勝つと思った。
問題は昨日の第5戦をどちらが取るかと言う事だった。
日ハムが落せば中日に流れが一気に行くかもしれないという気がしていた。
その予想をサラッと振り払って日ハムの一方的なゲームになった。
内容的には接戦に見えるが、昨日の中日は勝てる雰囲気がなかった。
先制しながら余裕がない。日ハムは同点に追いついた瞬間に
2〜3点リードしたかのような雰囲気だった。
次の6回にヒットを打たれ、バッターに集中しすぎて盗塁を許して
しまった川上憲伸はもうアップアップだった。
そのとき画面に映った落合監督の顔には表情がなかった。
監督がこれでは負けたなと思った。
その直後にセギノールの2ランホームランが出た。
もう日ハムの優勝が決まったと感じた。更に点が入るなと思って
見ていると8回に稲葉のダメ押しソロ。
後は優勝の瞬間を待つだけとなった。

シリーズを決めたのは、第2戦の日ハムの勝利。
逆転した時の新庄がよく走ったといわれているが、実はその前の
新庄のポテンヒットと、1-3塁から三振の時に2塁に盗塁した
新庄のプレーがすべてを変えたと言っても過言ではない。
この新庄の盗塁がなかったら今頃は中日が優勝していたかも知れない。
大きな目立つ活躍はなかったが、新庄が日ハムを優勝させたと言える。

逆に、中日の敗因は落合監督の誤算だっただろう。
自らの采配ミスを認めた試合もあったが、一番大きなミスは
札幌のファンを軽く見ていたことだと思う。
中日も名古屋ドームでは熱烈なファンの応援を受けて勝っている。
甲子園のタイガースファンも凄いのだが、ダメ虎の時代に
この雰囲気の中で勝って来ている落合監督は、タイガースファンの
応援は何とも思っていないと思う。
そんなつもりで乗り込んできた札幌ドームで、初めて日ハムファンの
ものすごくまとまった応援にアウェーを感じたのではないだろうか。
普段自分達が与えているホームのプレッシャーは分からないものだ。
このプレッシャーに中日の選手が飲まれてしまった。
早く開き直ればよかったのだが、最後まで吹っ切れなかった
中日は最後まで力が出せないまま終ってしまった。
だから、昨日中日が勝っていたら逆もあったと思う。

日ハムファンが優勝の一因だった事も確かでしょう。

日本ハム日本一おめでとうございます。

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2006年10月11日

中日がセ・リーグ制覇も・・・

昨日、中日ドラゴンズが延長12回に集中打を浴びせ巨人を
破ってセ・リーグの覇者となりました。
終盤に来て思わぬ阪神の猛追撃で一瞬優勝は危ないかと言う事も
ありましたが、直接対決の3連戦を1勝1敗(3戦目は雨天中止)で
切り抜けた事で、阪神を引き離した形になりましたね。

しかし、中日の優勝も当日地上波での放送はありませんでした。
パ・リーグではよくある話ですが、セ・リーグで優勝が決まる試合の
中継が無かったと言うのは、非常に珍しいことです。
昔は、巨人戦に視聴率が取れていたので、放送枠を各局が
持っていて、優勝にあわせて中継を変えたりしていたのですが、
今年の巨人戦は視聴率が取れず既に放送予定は終了してしまった
ために、こんな事が起きてしまったのです。
急遽放送を決めたNHK・BSも、昨日が新聞の休刊日だった為に
一派にには知らされていないので、中継が無いと思った人も
多かったようです。中日の地元名古屋でも、放送はしてなくて
ニュースで知ったという人も少なくありません。

試合のほうは、中日が先行して終盤に巨人が追いつき、延長戦へと
もつれ込む好ゲームでした。もうこの回で点が取れなければ
昨日の中日の優勝はお預けになるというところで、中日打線が
一気に爆発して6点を取り、粘る巨人の息の根を止めて優勝を
勝ち取りました。負けた巨人は、東京ドームで初めてとなる
相手チームの胴上げを目の前で見たということになりました。

パ・リーグの方は、一足先にホークスが西武を破り第2ステージで
日ハムと戦う事になりました。
新庄選手の、日本シリーズで古巣阪神と戦うと言う夢は
消えてしまいました。その前に、王監督の為にと集中している
ホークスも侮れませんね。

今年は明らかにセ・リーグより、パ・リーグの方が面白いと言う
ことが、昨日のようなことにつながったのかも知れません。
選手は必死でしょうが、面白い試合をしてくれる事を期待しています。

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2006年09月17日

シンクロワールドカップ日本全種目でメダル

シンクロのワールドカップで日本は4種目全部でメダルを獲得しました。
初日のフリーコンビネーションでスペインを抑えて銀メダルになった
日本は、その後ソロ、デュエットで銅メダルを取り、最後の
チームに勝負をかけた。
テクニカルでスペインと同点の2位となり、順位は後半の
フリー演技にかかった。
演技順の早いスペインが48.900という高得点を出した為に、
日本チームにかかるプレッシャーは相当な物だったでしょう。
と言うのも、フリー演技はスペインの方が得意とされ日本は
前半のテクニカルでどれだけスペインを引き離せるかが勝負と
言われていたからだ。
しかし、日本チームは全員が一つとなって文字通りシンクロさせて
演技をやりきった。
結果は49.050とスペインを上回り銀メダルに輝いた。
4種目すべてでメダルを取り、ライバルスペインとも2勝2敗と
引き分けた。総合では僅かに及ばず3位となったが大健闘でしょう。

全種目で金メダルを獲得したロシアは、やはり見ていても格が
違うと言う感じがした。
逆にロシア・日本・スペインの3カ国が抜けていて、後は少し差があるようだ。
しかし、これは今の状態でかつての王国アメリカやカナダもあなどれない。
まだまだ発展途上の中国も身体能力は高く今後は上位を脅かす
可能性は大きい。

昔はメダルを取る事が凄い事だったのに、今はメダルの色が何色
かということになっている。日本の進歩も凄い物です。
日本人の体形も良くなったとは言え、改めてみてみるとやはり
外国の選手と比べるとかなり見劣りする。それを技術でカバーして
ここまで評価されるのは並大抵の努力ではないでしょう。
これからも厳しい戦いが続くと思いますが、頑張って素晴らしい演技を
見せてもらいたいですね。

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2006年09月14日

ヤンキース松井 鮮烈な復帰

ニューヨーク・ヤンキースの松井選手が、想像以上の鮮烈な
復帰を果たしましたね。
8番・指名打者として戻ってきた松井選手、名前が告げられ
バッターボックスに入ると、スタジアムにいる観客全員が
スタンディング・オベーションで迎えるといった感動的な場面。
味方だけではなく相手チームのファンからも声援をもらえるとは、
松井選手がどれだけメジャーリーグに溶け込んでいるか伺えます。

緊張の第一打席はドン詰まりの、センター前ヒット。
これで少し楽になったのか、第二打席では思い切り振り切ったライト前ヒット。
続けて第三・第四打席もセンター前に綺麗なヒットを放った。
第五打席では四球を選んで、結果5打席、4打数4安打・1四球と
打率10割、出塁率100%の申し分ない活躍。

休んでいる間に、代わりにでた選手が活躍しており、戻ってきた時に
出れるかどうか心配されていたが、そんな心配など必要なかった
ことがわかった。

さすがに今日の復帰第二戦では、3打数0安打・1四球だったが、
怪我から復帰した状態では十分だろう。

松井選手は、日本にいたときよりもノビノビとしているし、
ベースボール界全体としても受け入れられている気がする。
ジャイアンツ時代は、もう少しチャンスには弱かったような気がするのですが。
メジャーの方が合っていたと言うことなのでしょう。
まだ、無理をせずに無事にシーズンを終えて、来年は今年の分まで
活躍して欲しいものですね。

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2006年08月20日

高校野球 決勝は再試合

今年の高校野球は殆ど見ていなかったけど、お盆の間に
ちょっと見だすとなかなか面白いですね。
何と言っても今年は点が入りすぎて、ホームラン合戦みたいな
様子だったから、少し興味がひけてたのもある。
丁度上手い具合に決勝戦が日曜日と重なったから、大会としては
盛り上がったことでしょう。
対戦も3連覇をめざす北海道の駒大苫小牧と、夏の大会では
初優勝をめざす早稲田実業。早実は王監督の母校でもあるので
胃癌の摘出手術をした王監督のためにも優勝したいところ。
ある程度打撃戦になるかとも思っていたら、今大会では珍しい
投手戦となった。0:0のまま攻防が続いた8回表に、駒大が
大会を象徴するかのようなホームランで先制した。
今日の様子ではこのまま駒大有利かと思ったその裏に
早実が追い付き同点。試合は延長戦へともつれ込んだ。
延長戦に入っても両チームチャンスを生かせずに15回を終って
引き分け再試合になった。
昔は延長は18回だったはずだが、最近は15回になったようですね。
明日また初めから試合をやり直すのですが、僕の記憶では
再試合も競った試合になった事はなかったような気がします。
さて明日は、どちらに勝利の女神が微笑むのか。
どちらにも勝たせたいような気がします。

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2006年08月02日

亀田 涙のタイトル奪取

亀田興毅が念願の世界タイトルに初挑戦した。
試合前から挑発する亀田に、お返しをしてきた暫定王者のランダエタ
いつも以上にヒートアップしていた。

第1ラウンドは、やや慎重に様子を見るかのような感じで
両者手数は出るものの予想より静かな立ち上がりでゴングと
思ったそのときだった、ランダエタのパンチが亀田の顔面にヒット。
不意をつかれたかのようにダウンしてしまった。
まさに終了直前の出来事だった。
いきなりダウンを喫した亀田は、ポイントでリードされ苦しい
立ち上がりとなってしまった。

試合巧者のランダエタは、巧みに亀田のパンチをかわしながら
軽いジャブを繰り出してくる。ポイントを少しずつ稼ごうと
しているようだ。亀田も時折ヒットするものの決定打は撃てない。
攻撃的に思われるイメージと違い、ガードを固めて相手のパンチを
もらわないようにしながら亀田は時折パンチをヒットさせている。
しかし、連打はなかなか決まらず相手にダメージを与える事は
出来ない。少しずつボディーが利いているようなのだが
次のパンチが続かなくラウンドは進んでいった。

ようやくポイントで追いつけるかどうかと言う微妙な状況。
やはり亀田としても決定的なポイントがないと勝てないと思った。
亀田のパンチは当たりだしているのだが、ランダエタのほうも
亀田のガードの隙間から弱いながらパンチを入れてくる。
本当に打たれ強い相手だ。微妙なタイミングでクリーンヒットを
免れている。
11ラウンドには、亀田の方が足に来てしまって立っているのが
やっとのような感じだった。それでも持ちこたえた亀田は
最後の力を振り絞り連打を繰り出す。

勝負の最終12ラウンド。両者は打ち合うがそのままゴング。
勝敗は判定となった。
最初のジャッジがランダエタ。次が亀田で1:1。
3人目のジャッジの時にリングアナが微妙な言い回しをしたので
「あっ、負けた・・・」と思った。
次に続いた言葉は「新チャンピオン、なにわの闘拳亀田興毅〜〜」

名前を呼ばれた亀田は両手を挙げて喜んだ。
一瞬何が起こったか理解できないような顔をした父・史郎さんは、
遅れて喜んだのが印象的だった。
日頃強がって生意気な発言を繰り返している亀田選手だが、
実はものすごい親思い・家族思いなのだ。
周りの事を気にもせずまさに号泣した。本当に苦しかったのだろう。
「素人にはトレーナーはつとまらない」「ボクシングはそんなに
甘くない」と言われ続けていた。
「それなら俺が世界チャンピオンになって、オヤジを世界一の
トレーナーにしてやる」と言っていた亀田。その事が一番
嬉しかったのだろう。涙ながらに父・史郎さんに言った
「オヤジありがとう」の言葉が本当の言葉だ。

かなり微妙な判定だったので、疑問を持つ人もいるようだ。
次の防衛戦でその真偽がはっきりするのではないだろうか。
今までとはまったく違う試合だった。この試合で亀田選手が
飛躍する事を望みます。次が勝負だ。

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2006年07月10日

イタリア24年ぶりの優勝

サッカーワールドカップ2006ドイツ大会。
決勝戦はイタリアvsフランス。
厳しい戦いを制してたどり着いた2チームが対戦した。

前半戦は、お互いに探りあいをしながらの戦いで、ゲームは
後半戦勝負と思っていたら、開始から激しい攻防となり
いきなりゲームが動いた。
前半6分、アンリからボールを受けたマルーダがペナルティーエリアに
進入すると、マテラッツィに倒されてフランスがPKを獲得。
このプレーでPKかと思うほど微妙な判定に思えた。イタリアにとっては
痛すぎる判定だった。
PKを蹴るのは、フランスのキャプテン ジダン。
ジダンのシュートはクロスバーに当りバウンドしたところを
イタリアのGKブッフォンがキャッチ。
フランスのPK失敗かと思ったら、ワンバウンドした時に
ゴールを割っていてフランスのゴールが認められた。
どちらかと言うと、フランスよりイタリアの方が動きが良かったので、
少し意外な展開でフランスがリードした。

しかし、調子の良いイタリアの攻撃は素早かった。
19分にコーナーキックを得たイタリアは、ピルロのキックに
さきほどPKを与えてしまったマテラッツィがヘッドであわせて
同点ゴールを決め、試合はふりだしに戻った。
終了前にイタリアはまたもCKからゴールを狙ったが、今度は
クロスバーに当り逆転とはならなかった。

後半は、両チームとも攻撃を仕掛けるが決定力は無く同点のまま時間が過ぎて行き、ゲームは延長戦へと入っていった。

延長戦に入ると得意の守りを固めてきたイタリアに対して、
得点を狙うフランスの攻撃と言う展開。
フランスの猛攻をイタリアのディフェンスがしのいで、
ついに延長後半へと流れ込んだ。
後半に入り疲れの出てきたフランスのアンリが開始早々に
足が攣って交代をする。フランスの攻撃にとって貴重な選手を
失ってしまった。
更に追い討ちをかけたのが後半5分にゲームとは関係ないところで
イタリアの選手の胸に頭突きを食らわせてしまったジダンが
レッドカードで一発退場。
この大会で引退を表明しているジダンにとって、なんとも後味の悪い
幕引きの瞬間となってしまった。
VTRを見ても一体何が起こったのか分からない。その少し前に
体を抑えられていたがそれはよく見る光景。後に何か言われたのか
振り向きざまに頭突きをしているので、突然切れてしまった
としか言いようが無い。
ジダンは過去にも切れて退場や出場停止の処分を受けており、
時々こういう事があったようだ。
キーとなる選手を2人も欠いてしまったフランスはかなり苦しく
なっただろう。イタリアはその後守り抜いてPK戦に持ち込もうと
しているかのように無理はせずカウンターだけを狙っていたように思う。
結局得点がい動かないままついに試合はPK戦での勝負となった。

これまでPK戦といえば非常に弱かったイタリアだが、この日の
イタリアチームには自信のような強さがあった。
最初のPKを落ち着いてフランスのGKバルデスの動きを見ながら決めた
ピルロで既に勝敗の流れを掴んだのではないだろうか。
2:1と先行された後のフランスの2番手トレゼゲのシュートは
クロスバーに当りゴールも割っていなかった。
ついにイタリアがリードした。
その後両チームとも確実に決めていったが、失敗の無いイタリアが
5人目のグロッソが決めた瞬間に優勝も決まった。

24年ぶりとなるイタリアの優勝。
守りのチームに攻撃を加えたイタリアは安定感があった。
フランスは疲れからか、緊張からか力が出し切れていなかった。
ジダンの退場劇もそんなところから来ていたのかもしれない。
これで約1ヶ月におよぶ大会は終った。
僕の時差ぼけ生活にもピリオドだ。
次は4年後。
イタリア優勝おめでとう!

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2006年07月09日

ドイツがポルトガルを圧倒して3位

ドイツvsポルトガルの3位決定戦。
ブールの支配率はポルトガルが握るも、終始ドイツの攻撃が
目に付いた。
ドイツはここまでゴールを守ってきたレーマンに変えて
カーンをGKとして使った。これは、レーマンが「カーンも
ピッチに立つ資格がある」と監督に直訴したことで実現したようだ。
結果として、カーンで良かったかもしれないという場面が
いくつかあった。

前半は、ポルトガルが攻めている様でドイツに守りきられていた。
ドイツは、得点王争いトップのクローゼにあと1点取らせたかったのか
無理やりクローゼにボールを集めるような攻撃で得点ならず。
守りよりも得点を狙いに来と言われる3位決定戦。
初めから攻撃モードの両チームだが、結局0:0で前半戦を終えた。

後半に入り、中2日で疲れの見えてきたポルトガルに対し
ドイツが襲い掛かった。
11分にはシュバインシュタイガーが強烈なミドルシュートを決め
ドイツ先制。16分にも同じくシュバインシュタイガーのFKを
クリアしようとしてポルトガルがオウンゴールで2:0となってしまった。
こうなると殆ど勝負は決まってしまった。
直後にもポルトガルのチャンスはあったがGKのカーンが
好セーブ。ピンチを切り抜け、33分には決定的となる3点目を
またもやシュバインシュタイガーのミドルで決められた。
43分にフィーゴから出たクロスにヘッドであわせてポルトガルが
1点返したが後の祭り。
そのまま試合終了のホイッスルが響き、ドイツが3:1で
ポルトガルを破り3位になった。

ポルトガルは全般的にパスの精度を欠き、ドイツに攻め入る事が
出来ていなかった。
試合日程の問題はあるし、殆どアウェーの状態だったのも気の毒だ。

明朝いよいよ決勝戦となるが、こちらは引き締まった戦いに
なる事を望みます。

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2006年07月06日

フランスがポルトガルを破り決勝進出

フランスは強かった。
と言うよりも上手かった。
あの暴れん坊のポルトガルに、自分達のサッカーをさせず
終始自分のペースでゲームを進めて行った感じがした。
試合開始から攻守は目まぐるしく変わる展開だが、決定的な
チャンスのないまま進んでいった。これはベスト8に入ってからの
展開を見ていて想像できた事だった。
見ていると意外と両チームとも肝心なところでパスが通らない。
プレスを掛ける事もそうなのだが、パスコースを封じていたようにも
感じられるディフェンスだった。詰めて行ってボールを奪うのではなく
パスのコースに入ってボールを奪うといったところだ。
またしても0:0で終るかと思った前半32分、ペナルティーエリア内に
入ったフランスのアンリにボールを奪いに行ったポルトガルの
選手の足が引っ掛かりPKを与える事となった。
ポルトガルのカルバーリョにとっては足を掛けて止めに行ったのではなく
プレーの流れの中で出した足が残って、それにアンリが引っ掛かって
しまったような形だったので、少し気の毒なような気がするが
ルールなので仕方がない。
このPKをキャプテンジダンが冷静に決めてフランスが先制した。
キーパーも読みが当たり飛んだのだが、指先をかすめたボールは
無常にも綺麗にゴールに突き刺さった。
何とか同点に追いつかなくてはならないポルトガルは攻撃に転じたが
大きなチャンスもなく前半終了。

後半に入ると、とにかく得点したいポルトガルの猛攻を
巧みに交わしながら時折カウンターを仕掛けるフランス。
32分ポルトガルがやっと掴んだゴール正面からのFK。
キッカーはC・ロナウド。
キーパー正面に飛んだボールは野球のフォークボールのように
急激にストンと落ちた。慌てて下からすくうようにキャッチした
GKバルデスはポーンと上に弾いてしまったところをすかさず
フィーゴがヘディングシュート。
しかしボールは枠を捉えられずゴール上に飛んでいった。
決定的な同点のチャンスだった。
ポルトガルは終了間際とロスタイムに2度のコーナーキックを得て、
ポルトガルのキーパーまで攻撃に参加してきたが、フランスの
ディフェンスに阻まれてしまった。
最後の最後に決定的かと思われたC・ロナウドの飛び込みも
キーパーに取られ、結果的にはオフサイドだった。

試合終了のホイッスルがなった後は、フランスサポーターと
喜びを分かち合う選手たちはお祭りムードだった。
試合の後に、この大会で引退すると言っているフランスのジダンと
ポルトガルのフィーゴがユニフォームの交換をしている姿が
印象的だった。

いよいよ決勝はイタリアvsフランスで決まった。
その前日に行われる3位決定戦のドイツvsポルトガルも
なかなかの見物です。
ワールドカップも残すところ後2試合で終りますね。
最後まで面白い試合が期待できそうなので、あと少し頑張って
見ようと思っています。

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2006年07月05日

イタリア延長でドイツを破り決勝へ

眠い目を擦りながらワールドカップ準決勝ドイツvsイタリアを
見ていた。と言いながら少し寝てしまっていたのだが^^;;

引き締まったプレーで一進一退。
シュートもするもののゴールを割ることは出来ない。
守りのチームから攻撃的なチームへと変身したイタリアは、
ドイツに果敢に攻め入りコーナーキックを何本も得たが
決定的なシュートを放つ事ができなかった。
一方ドイツは、イタリアの攻撃をしのいでカウンターで攻撃を
仕掛けるがこちらもチャンスを生かす事ができず前半を
0:0で折り返した。

後半に入っても両チームの攻撃は緩むことなく攻防は続いたが、
疲れの見え始めた状態で今ひとつ攻めきれない。
攻守が順番に交替しながら時間だけが過ぎて行き、そのまま
0:0で延長戦に突入。
途中で北朝鮮がミサイルを発射したとテロップが流れだし、
放送が途切れるのではないかと違う意味でハラハラした。

延長戦前半、開始早々にイタリアは2本のシュートを放つも
それぞれポスト、クロスバーに弾かれゴールならず。
ここまで90分間戦って点が入らないので、延長の15分で
得点できるとは思えないくらいに両者の攻防は一歩も譲らない
構えに見えた。そして、前半終了。

僅かなインターバルの後、後半は始まった。
相変わらずの攻撃を仕掛ける両チーム。シュートまではいくのだが、
DF・GKに阻まれてゴールを割れない。
このままではまたしてもPK戦かと誰もが思った後半14分、
デルピエロの右CK。クロスボールは一度クリアされるが、
こぼれ球をイタリアがキープ。そしてペナルティーエリア右へ
ノールックでスルーパス。グロッソがダイレクトで左足のシュート!
ついにドイツのゴールネットが揺れてしまった。イタリア先制!
ドイツはまさかと思ったゴールを奪われてしまった。
こうなれば同点に追いつくしかないドイツは、総攻撃のような形で
イタリア陣内に攻め入ったが、これが裏目に出てしまった。
ボールを奪ったイタリアはカウンターを仕掛け、ジラルディーノが
ペナルティーエリアに入り、DFを引き付けてパス。
裏に走り込んできたデルピエロが右足でシュート!
まさに息の根を止めるゴールだった。
愕然とするドイツ。
その瞬間に試合終了のホイッスルがピッチに響き、開催国ドイツは
決勝に進む事ができなかった。

ワールドカップでのエピソードとして、ドイツはイタリアに
勝った事がない。引き分けまでしか行っていないのだ。
しかし、逆にドイツはPK戦で負け無し。一方イタリアは
全敗というデーターがあるようだ。
この試合PK戦に持ち込めばドイツが有利だっただろう。
が、イタリアに勝てないジンクスからすればそれは矛盾する。
悲しいことにジンクスはそのまま継続してしまった。
PK戦に持ち込めると、一瞬ドイツが油断したわけではないだろうが
あの瞬間エアポケットに入ったかのようなドイツがいた。

さて対戦相手を決める次の試合。ポルトガルvsフランス。
調子から見ればフランスが勝ちそうだが、勢いに乗っている
ポルトガルも侮れない。またフランスはポルトガルの挑発に乗って
イエローカードを多発してしまうと次の決勝戦に出場できなくなる
可能性がある選手が6人もいる。
負けてしまえば後が無いから気にして入られないだろうが、
そのあたりも含めての戦いとなりそうです。

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2006年07月04日

中田英寿 引退を表明

ワールドカップでブラジルに敗れたあと、ピッチに仰向けに寝て
起き上がれなかった中田。
後の会見では疲れ果てて起き上がれなかったと言っていたが、
やはりそれだけではなく心の整理もしていたようだ。

自身のHP上で昨夜自ら引退の表明を行った。
それによれば半年くらい前から決めていたようで、今回の
ワールドカップで引退するつもりだった。
その為に、いつもと違う気迫に満ちていて、それが結果として
他の選手との温度差を作っていたのだろう。僕が感じた
彼に対する違和感のような孤立感は、最後の大会にかける
彼の意気込みだったのかも知れない。

サッカーをこよなく愛し、日本サッカーを世界で戦えるように
導こうとした男。
その思いと裏腹に、まだまだ世界との差は大きい事を再認識
することとなってしまったが、彼が日本サッカーに果たした役割は大きかった。
世界への扉を開き、今まで“井の中の蛙”だった日本に
初めて“フットボール”と言うものを見せてくれた。

中田選手に対しては、今まで様々な誤解や批判もあったが、
それは彼の真剣さと、照れの表れだったのでしょう。
これからも決してサッカーから離れないといった彼の言葉が、
今後の彼の新しい道へのスタートと、日本サッカーの未来を
示してくれているのではないだろうか。

中田選手よ、ありがとう。
そして
ご苦労様でした。

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2006年07月02日

イングランドとブラジルが姿を消す

ワールドカップ ベスト4進出国が決まった。
残りの2つは、ポルトガルとフランスです。

昨日行われた2試合で、ドイツとイタリアがベスト4進出を
決めていたが、今日行われた2試合は僕の予想をくつがえした
結果となりました。

第3試合となるイングランドvsポルトガル
ポルトガルは、この前のオランダ戦で2人のレッドカードを出し
ベストメンバーが組めない状態での戦いでした。
慎重な戦いで駒を進めてきたイングランドは、イングランド史上最強とも
呼ばれているほどのメンバーで、順当に勝ち上がるかと思っていました。
ゲームは一進一退で、ガップリ四つの様相。お互い失点を
避けようとしているかのような探りあいで前半が終了。

後半になると攻撃にも力が入ってくるもののお互い譲らず。
7分にキャプテンのベッカムが負傷退場。イングランドにとっては
痛い交替となった。
更に17分にはFWのルーニーがレッドカードで一発退場となり
イングランドは益々厳しい状態となった。
一方、ポルトガルはベテランのフィーゴが頑張り、CMでも
お馴染みのクリスティアーノ・ロナウドの活躍が目立った。

試合は0:0のまま延長戦にもつれ込んだが、得点を挙げる事ができず第1戦のドイツvsアルゼンチンに引き続き
PK戦で勝敗を分けることとなった。
緊張の見えるイングランドが最初のPKを止められたが
ポルトガルも次を外し1本ずつ成功。3本目は両者外し、
鍵となる4本目。成功したポルトガルに対し、イングランド4人目の
キャラガーが振り向きざまにシュートするという奇襲に出た。
これはやり直しとなった。
結果キーパーに止められることとなり失敗。
ポルトガルの5人目は、C・ロナウド。
成功すれば勝ちとなるシュートを、落ち着いて決めて見事
ベスト4進出を決めた。
途中で交替したベッカムの残念そうな顔が印象的でした。

第4試合のブラジルvsフランスは、決勝戦とも言える試合。
今までの戦いからすれば、断然ブラジル有利と思っていたが、
フランス大会での負けが響いているのかブラジルが本来の
動きが出来ていなかった。
コンビネーションが合わないフランスに対して、攻めてはいるものの
フランスの中盤に押さえられシュートがさえない。
ロナウジーニョが完全にフランスのディフェンスに潰されて
しまっている。

後半に入ってフランスの猛攻が続いた。
攻めるフランスは怖い。
後半12分、ジダンのクロスにアンリがボレーであわせて
フランス待望のゴール!
その後は両者攻めきれずに決定的なチャンスを作れない。
無常に過ぎる時間に焦っていたのか、最後に攻め続ける
ブラジルには正確さが欠けていたような気がする。
試合終了間際の44分にペナルティーエリアすぐ外からの
ロナウジーニョのFKもゴールの枠を捉える事ができず
本来の調子を取戻すことなくブラジルは敗退してしまった。

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2006年07月01日

ドイツ、アルゼンチンをPKで破りベスト4進出

ワールドカップ ドイツ大会もベスト4をかけた戦いになりました。
更に熾烈なゲームが繰りひろげられてきました。

準々決勝の第1戦は、開催国ドイツvsアルゼンチン

試合の前は、激しいシュートラッシュになるかと思っていたら
両チームの中盤が頑張ってなかなかペナルティーエリアに
攻め入る事が出来ない状態が続いていました。
前半16分にシュナイダーからのクロスにバラックがヘディングで
シュートしたが、ゴールを外してしまった。
完全にディフェンスを振り切っていただけに、ゴールを
決められなかったのはドイツにとって痛かった。

0:0で折り返した後半に入ると、得点を取りに両チームが
攻撃に転じた。
後半4分コーナーキックのチャンスを得たアルゼンチンは、
アジャラがヘディングで決めてついに均衡が破れた。
もう得点を許すことは出来ないドイツは、同点に追いつく為に
猛攻を仕掛けるが、アルゼンチンのキーパー、アボンダンシエリは
ゴールを守り続けた。
そして、後半22分に思わぬアクシデントが起こった。
ドイツのコーナーキック。
ボールに飛び込んだクローゼとキーパーが交錯。この時に
クローゼの膝がキーパーの脇腹に入った。暫らく倒れていたが
起き上がり、試合は続行された。
しかし、痛そうな表情のキーパーはその6分後に自ら交代を要請して
フランコに替わった。
このままアルゼンチンが逃げ切るかと思った後半35分
バラックからのクロスをボロブスキーが頭で合わせゴール前に上げた
ボールをクローゼがヘディングシュート。
ドイツ土壇場で同点に追いつき、1:1で試合は延長戦へと
続いていった。

ここまでで交替枠の3人を使ってしまった両チームは、後半終了時の
メンバーで戦う事を余儀なくされた。
疲れて交替したクローゼももういない。
シュートは打つものの決定力を欠いた両者は延長前・後半を
無得点のまま終ってしまった。
足が攣ってしまったバラックは、後半はもう走れない状態ながら
懸命にプレーをしていたが、果たしてPKが蹴れるのだろうか?
蹴るとしたら試合が決まる後半ではなくはや順番だろうと思った。
1本ずつ決めた後の2本目に登場したバラックは、ベテランらしく
確実に決め、2本目をキーパーに止められたアルゼンチンをリード。
結局4本目まで決めたドイツが、4本目も止められたアルゼンチンを
PK4:2で破りベスト4進出一番乗りを果たした。

次に行われたイタリアvsウクライナは、3:0と圧倒した
イタリアが順当に勝ち進んだ。
これでベスト4の第1戦は、ドイツvsイタリアとなった。

今夜はこれまた大変。
第1試合が、イングランドvsポルトガル
第2試合が、ブラジルvsフランス
前のオランダ戦で2人が出場できないポルトガルがイングランドに
何処まで迫れるか。
前回・前々回の優勝国のブラジルとフランスの戦いも屈指のカードです。
調子が今ひとつのフランスに対し絶好調のブラジル。
しかし、フランス大会ではフランスがブラジルを破って
優勝しているだけに試合が始まってみないとどうなるか分からない。

残り少なくなったゲームを楽しみたいと思います。

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2006年06月23日

ジーコジャパン1-4でブラジルに完敗

サッカーワールドカップ2006ドイツ大会
ジーコジャパンは最後の奇跡を信じてブラジルに挑みましたが
結果的には力の差をマザマザと見せ付けられて破れ、
予選リーグの突破は出来ませんでした。

とにかく勝つしかない。
しかも2点差以上の差をつけて勝たなければならない。
日本にとってはこの上も無く難しい条件でした。

ずっとブラジルに押され、何とかディフェンス陣が守り続けていた
前半34分に、三都主からのパスを玉田が蹴りこみ、あっけないくらいに
日本が先制した。一瞬まさかと言う思いが胸を駆け巡った。
あと一点取れれば奇跡に近づく。
前半終了まで後わずか。このまま日本がボールを支配していれば
前半は1点リードで終れる。後半も同じ事ができれば決勝トーナメントに
進出できるかもしれない。
誰もがそう思ったときだった・・・
ブラジルにボールを奪われ、巧みなパスワークで日本の
ゴールエリアに近づいてゆく。
日本ディフェンスが揺さぶられてマークがバラバラになった。
シシーニョからのクロスをロナウドがヘディングで決め
同点になった。崩れたディフェンダーはノーマークになっていた。
1:1の同点で前半終了。

1:0と1:1

わずか1点の差なのにはるかに違うこの得点。
こうなると日本は後半に2点以上挙げなければならなくなった。
その重圧からか後半の日本は頭の中が真っ白にでもなったかのような
精彩のなくなったプレーが続いていた。
せっかくボールを奪ってもすぐにブラジルに奪い返される。
前半と違い伸び伸びとしたプレーを見せるブラジルは、
後半8分に逆転となる2点目を入れると、もはや日本は敵では
なくなっていた。完全に糸が切れてしまった日本は反撃の気力も無く、
流れを変えようと投入した高原が交代してすぐに膝を痛めて
大黒と交代。この交代はジーコ監督のプランには無かった交代だった
のだろう。後半は高原と大黒で攻めたかったのではなかっただろうか。
練習をしているかのような状態で、その後もブラジルは
ゴールを重ねて1-4と大差を付けられて負けてしまった。

試合後ピッチに倒れこんだ中田が起き上がる事も出来ず
一人泣いていた姿が、今大会での中田の思いと他のメンバーとの
気持ちのすれ違いのような物を象徴している。
気持ちを切り替えてから出ないとメンバーと顔をあわせられない
中田の気持ちは分かるが、全員が揃って奇跡を信じて応援してくれた
サポーターに挨拶をして欲しかったと思うのは僕の勝手だろうか。

同じグループでクロアチアも予選を突破できなかった。
フランスも韓国とスイスとの3つ巴でどうなるか分からない。
それほど力が拮抗していて予選突破が難しくなっている
ワールドカップ。
結果的には、第1戦のオーストラリア戦での1:3の2点差で
負けた事が最大の敗因だっただろう。
クロアチアにも勝っていればもう少し楽な気持ちでブラジルに
対する事も出来ただろうし・・・
「たら・れば」は言ってもどうしようもないが、結果とは
こう云うちょっとした事が大きな分岐点となってしまうものだ。

ジーコジャパンは、立派に戦った。
課題は沢山あるだろうが、今後の建て直しと飛躍に期待して
日本のワールドカップは終った。
これからは、残ったチームを応援して行きたいと思います。

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posted by ツボ at 18:23| Comment(0) | TrackBack(39) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

ブラジル慎重にスタート

日本と同じF組のもう一つの試合、ブラジルvsクロアチア
スター軍団率いるブラジルと大型選手を揃え団結力のクロアチア。
試合はブラジルが何点取るのか、逆にクロアチアが何処まで
ブラジルのスター選手を押さえ込めるのかに興味が集まる。
ブラジルは予想通りの猛攻を仕掛けるが、クロアチアの守りが
堅く得点を許さない。
完全にブラジルの選手を徹底的にマークして本来の働きを
封じてしまった。
しかし、王者ブラジルは一瞬の隙を見逃さず前半終了間際の
44分にカカのシュートで待望の1点を挙げた。

後半はクロアチアの反撃で激しい責め合いになったものの
堅い守りにゴールをこじ開ける事ができず、ブラジルが
1点を守り抜いて1:0で逃げ切った。
予選の初戦と言う事もあり、無理をせずに勝ちにこだわった
ブラジルの強さが垣間見えた。

韓国も初出場のトーゴに先制点を許し苦しい立ち上がりとなったが
後半にアン・ジョンファンを投入してから、動きの悪かった
前半と変わって本来の動きを取り戻して行った。
後半9分に同点に追いつくと27分にはあっさり逆転して
トーゴを退け勝ち点3をもぎ取った。
同組のフランスとスイスがスコアレスドローとなった為に、
現時点では韓国が単独トップに躍り出た。
得失点差・総得点でも一番なのでこの勝利は韓国にとって非常に
大きいものになったと言える。
ただスイスが想像以上に強くフランス・韓国共にウカウカして
いられない状況です。

アジアのチームの成績が今一つなので頑張って今後の出場枠を
増やしてもらえるようにして欲しいですね。

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posted by ツボ at 13:21| Comment(0) | TrackBack(1) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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