破り44年ぶりの日本一に輝いた。
北海道で日本シリーズをするのも始めて、当然北海道のチームが
日本一になるのもはじめてのことだ。
高校野球でも全国制覇をしており、今北海道の野球は乗りに乗って
いると言えるでしょう。
このシリーズは似たもの同士の戦いと言われていて、予想がつかない
ゲームが予想されていた。
結局どちらが先に普段の野球ができるかが勝負でした。
第1戦は、両チームとも緊張していて、たまたまチャンスを生かせた
中日が取ったが、ホームの中日は第2戦になってもまだ緊張していた。
一方、初戦を落とした日ハムは当然まだ硬かったのだが、
第2戦を逆転で勝った時に吹っ切れた感じがした。
1勝1敗のタイに見えるが、第3戦が札幌と言う事で日ハムの方が断然
有利になった。予想では第3戦・4戦は日ハムが勝つと思った。
問題は昨日の第5戦をどちらが取るかと言う事だった。
日ハムが落せば中日に流れが一気に行くかもしれないという気がしていた。
その予想をサラッと振り払って日ハムの一方的なゲームになった。
内容的には接戦に見えるが、昨日の中日は勝てる雰囲気がなかった。
先制しながら余裕がない。日ハムは同点に追いついた瞬間に
2〜3点リードしたかのような雰囲気だった。
次の6回にヒットを打たれ、バッターに集中しすぎて盗塁を許して
しまった川上憲伸はもうアップアップだった。
そのとき画面に映った落合監督の顔には表情がなかった。
監督がこれでは負けたなと思った。
その直後にセギノールの2ランホームランが出た。
もう日ハムの優勝が決まったと感じた。更に点が入るなと思って
見ていると8回に稲葉のダメ押しソロ。
後は優勝の瞬間を待つだけとなった。
シリーズを決めたのは、第2戦の日ハムの勝利。
逆転した時の新庄がよく走ったといわれているが、実はその前の
新庄のポテンヒットと、1-3塁から三振の時に2塁に盗塁した
新庄のプレーがすべてを変えたと言っても過言ではない。
この新庄の盗塁がなかったら今頃は中日が優勝していたかも知れない。
大きな目立つ活躍はなかったが、新庄が日ハムを優勝させたと言える。
逆に、中日の敗因は落合監督の誤算だっただろう。
自らの采配ミスを認めた試合もあったが、一番大きなミスは
札幌のファンを軽く見ていたことだと思う。
中日も名古屋ドームでは熱烈なファンの応援を受けて勝っている。
甲子園のタイガースファンも凄いのだが、ダメ虎の時代に
この雰囲気の中で勝って来ている落合監督は、タイガースファンの
応援は何とも思っていないと思う。
そんなつもりで乗り込んできた札幌ドームで、初めて日ハムファンの
ものすごくまとまった応援にアウェーを感じたのではないだろうか。
普段自分達が与えているホームのプレッシャーは分からないものだ。
このプレッシャーに中日の選手が飲まれてしまった。
早く開き直ればよかったのだが、最後まで吹っ切れなかった
中日は最後まで力が出せないまま終ってしまった。
だから、昨日中日が勝っていたら逆もあったと思う。
日ハムファンが優勝の一因だった事も確かでしょう。
日本ハム日本一おめでとうございます。
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